Lyric

電光石火で振り抜いた君の手が

掴んだ未来に

どうか私もいられるように

また拾っては手放して

そんな繰り返しの日々が

いつの日にか輝きますように

思い焦がれていた熱い眼差しは

いつの間に暗く

憂いを宿して

1人背負ってきた

君の孤独を

知らないまま生きてきたんだね

しのぶれど溢れ出していく想いは

はやるなはやるな音を聞け

今も冷めないまま

君を思ったまま

あさぼらけ白む空気を吸い込んで

いざ行かん夢にまで見た

紅く燃えるあの舞台へ

損得勘定など無粋だ

純粋な君の眼差しが

見据える先はきっと

同じだと思うから

もし君が苦しくて

前を向けないその時は

誰より先にそばに行くから

今はまだ見えなくて

苦し紛れに笑って

遠い過去の思い出が

やけに恋しくて

誰より早く強く

狙い澄ました音を逃すな

一寸先の未来

で笑っていられるなら

全部くれてやったっていい

寒空に重ねた

忘れじの君の面影は

ふいにちょっとだけ私を

弱くしてしまうのです

かささぎが渡した

橋が君にも見えますか？

ここにいたらって、

思ってしまう夜

電光石火で振り抜いた君の手が

掴んだ未来にどうか私もいられるように

ただ自由になりたかった

それだけ追いかけていたんだ

誰よりも誰よりも純粋に