神様も助けてくれなかった
病魔と戦った十五年間
あれは夕方スマホが鳴った
愛するemaが命を絶った
空き缶転がる部屋の中
大好きだったレモンサワー
エコーの吸い殻溜めてた
最後の気持ちメモの中
アルコール依存 鬱統合
精神衝動 電気コード
話したかった もっともっと
何があってもあなたの弟
俺の役目はゲートキーパー
力になれたかって聞いた
だけど返事返ってこない
冷たいemaにKISS Bye-bye
もう2度と戻らない
わかってるけど信じたくない
あの笑顔は記憶の中とスマホにだけあって
この雨は止まない
心はいつ晴れるだろう
もう少し休んだら 歩いてくよ
どんな辛いことがあっても
どんな寂しくたって
生きてるだけで良かったのに
なんで
冗談だって言ってお姉ちゃん
いつもイタズラ好きでおてんば
時計の針は止まったまんま
俺にヒップホップ教えてくれた
こっちのことは任せてくれよ
大変だけど心配いらない
だから止まれない やることたくさん
あなたの娘も立派になった
忙しくて泣いてる暇はない
いつかもしかしたらでも今じゃない
大丈夫なんてもう聞き飽きた
平気なフリして生きてくだけさ
元気にしてる？たぶん今頃
お母さんと一緒天国できっと
生まれ育ったロシアに日本
家族は一緒どこにいても
もう2度と戻らない
わかってるけど信じたくない
あの笑顔は記憶の中とスマホにだけあって
この雨は止まない
心はいつ晴れるだろう
もう少し休んだら 歩いてくよ
- 作詞者
セントジョージクリコフ
- 作曲者
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- プロデューサー
TARO
- ラップ
セントジョージクリコフ
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EMA
セントジョージクリコフ
最新曲『EMA【姉】』。
亡き姉への深い愛情、喪失の痛み、そしてそれを乗り越えようとする心の葛藤をリアルに描いた一曲。精神的な苦しみを抱えた家族を持つ人々の気持ちに寄り添い、生きる意味を問いかける。悲しみの中にも前を向く力強いメッセージが込められている。
アーティスト情報
セントジョージクリコフ
12歳のとき、姉の部屋で流れていたHIPHOPに衝撃を受け、詩を書き始めた。 一度は夢を諦め、音楽から離れたが、母と姉の死をきっかけに、人生の意味を問い直す。 そして30代、再びマイクを握る。 痛みと希望を言葉に乗せ、今、音楽とともに生きている。
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