リリース日: 2026/10/07
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『蝦蟇だけが知っている』
名なら、とうに山へ捨てた。
帰る家なら、灰になった。
雨の山道をひとり進む、名もなき義賊。
雷鳴が夜を裂き、霧の向こうでは蛇の気配が静かに這う。
奪われたものを取り戻すため、
人の世を離れ、異形の力とともに歩き続ける男。
けれど、その名も、過去も、
彼がどこから来て、どこへ向かうのかも、
誰ひとり知らない。
ただひとつ、
濡れた岩の上に佇む蝦蟇だけが、
すべてを知っている。
『蝦蟇だけが知っている』は、
江戸の伝奇物語に登場する、とある義賊の影をモチーフに描いた
Dark Boom Bap × Swing Hip-Hop。
重く跳ねるビート、低く唸るベース、
三味線、琴、尺八、そして重いギターリフが交差する中、
名を捨てた者の孤独と、終わらない因縁を描いた一曲。
No name, no trace.
Ride through the rain.
その正体を知るのは――
蝦蟇だけ。
**Liminal Reverie(リミナル・レヴェリー)**は、 「現実と夢のあいだ」をテーマにした インストゥルメンタル・プロジェクト。 昼と夜のあいだ。 賑わいのあと。 現実と夢が、まだ分かれきらない瞬間。 そこに残る気配、余韻、空気を音にする。 和と洋、対になる二つの軸を持ち、 和:江戸lofi 洋:Liminal Reverie それぞれ異なる世界観で楽曲を制作している。