

けむりのなか ゆれるかたち
霧のなか まぎれるわたし
なげすてたうれひがそっと
しずむ香料 墓場の奥
まとった幻想 まるで perfume
ひとふりすれば すぐに lost me
亡骸もないのににおう words
羽ばたく鳥のようにまう verse
ここに beat はない でも沈黙が shine
りんかくボヤけてる それが real な sign
感覚がふるえて 耳すませば
ほら 風のふりして 呼んでる
香料の肌のぬくみ でもそれは ghost
骨のきしみが beat に乗る
息のときめき 秒の snap
うぶ毛がふれて 過去と touch
ちょっとあだっぽい物言い
ながしめの視線が ちょい trapっぽい
ふくらむ髪に volume up
涙がたまる 目の奥で slowdown
ぬれた墓場から rise
いろめくすがたが change
すたれても火はまだ
ほのかに熱もつ soul
風にとけた香りがさしこむ
夜のすきまに そっとしみこむ
過去へとびさる鳥の feather
すれちがった記憶が まだ sway
香料は memory つまり symbol
香料は voice ひそかな hope
香料は style 消えた attitude
問いかけてくる きょうの whereabouts
けむりにまぎれて
霧にとけて
香料の墓場で
ひとつ breath をおとす
- 作詞者
Galactic (Fire) kids
- 作曲者
Galactic (Fire) kids
- プロデューサー
Galactic (Fire) kids
- ボーカル
Galactic (Fire) kids
- ソングライター
Galactic (Fire) kids

Galactic (Fire) kids の“香料の墓場”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
さたでい
Galactic (Fire) kids
- 2
奥のほうに、たしかコップ
Galactic (Fire) kids
- 3
水道のおと
Galactic (Fire) kids
- 4
命を宿してしまった器官
Galactic (Fire) kids
- 5
花と電気
Galactic (Fire) kids
- 6
なんでこの景色だけ忘れずにいるんだろう
Galactic (Fire) kids
- 7
傘の先がどこにも触れれない
Galactic (Fire) kids
- 8
檸檬水
Galactic (Fire) kids
- 9
パーク・ライト・フリッカー
Galactic (Fire) kids
- 10
誰も見てない
Galactic (Fire) kids
- 11
たとえば骨だけ残ったら
Galactic (Fire) kids
- ⚫︎
香料の墓場
Galactic (Fire) kids
- 13
かなたへ消えた怪物
Galactic (Fire) kids
- 14
量子の祈り
Galactic (Fire) kids
- 15
沈んだ花
Galactic (Fire) kids
アルバム「さたでい」は、はっきりとした答えやメッセージを語らず、代わりに“見えないものの気配”を淡く記録した作品集。
土曜日という一日を、どこにも定着できない曖昧な存在の象徴として描き、幽霊のように漂う感覚や、音もなく重なり合う記憶の影を丁寧に紡いでいる。
マイノリティの視点をほんのりと匂わせながら、個々が持つ孤独や透明な痛みを、アコースティックで繊細なサウンドとともに表現。
日常のすき間にあるわずかな光や呼吸の気配を音に落とし込み、言葉にならないまま残される心の軌跡を追いかけるアルバム。
アーティスト情報
Galactic (Fire) kids
Based in Okinawa/Japan 都市の夜気や心の揺らぎを「日常に潜む現象」として映し出し、 「純粋な心で内にある熱を見つけ、それを宇宙のように広げたい」という思いを込めている。
Galactic (Fire) kidsの他のリリース



