さたでいのジャケット写真

歌詞

香料の墓場

Galactic (Fire) kids

けむりのなか ゆれるかたち

霧のなか まぎれるわたし

なげすてたうれひがそっと

しずむ香料 墓場の奥

まとった幻想 まるで perfume

ひとふりすれば すぐに lost me

亡骸もないのににおう words

羽ばたく鳥のようにまう verse

ここに beat はない でも沈黙が shine

りんかくボヤけてる それが real な sign

感覚がふるえて 耳すませば

ほら 風のふりして 呼んでる

香料の肌のぬくみ でもそれは ghost

骨のきしみが beat に乗る

息のときめき 秒の snap

うぶ毛がふれて 過去と touch

ちょっとあだっぽい物言い

ながしめの視線が ちょい trapっぽい

ふくらむ髪に volume up

涙がたまる 目の奥で slowdown

ぬれた墓場から rise

いろめくすがたが change

すたれても火はまだ

ほのかに熱もつ soul

風にとけた香りがさしこむ

夜のすきまに そっとしみこむ

過去へとびさる鳥の feather

すれちがった記憶が まだ sway

香料は memory つまり symbol

香料は voice ひそかな hope

香料は style 消えた attitude

問いかけてくる きょうの whereabouts

けむりにまぎれて

霧にとけて

香料の墓場で

ひとつ breath をおとす

  • 作詞者

    Galactic (Fire) kids

  • 作曲者

    Galactic (Fire) kids

  • プロデューサー

    Galactic (Fire) kids

  • ボーカル

    Galactic (Fire) kids

  • ソングライター

    Galactic (Fire) kids

さたでいのジャケット写真

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アルバム「さたでい」は、はっきりとした答えやメッセージを語らず、代わりに“見えないものの気配”を淡く記録した作品集。
土曜日という一日を、どこにも定着できない曖昧な存在の象徴として描き、幽霊のように漂う感覚や、音もなく重なり合う記憶の影を丁寧に紡いでいる。
マイノリティの視点をほんのりと匂わせながら、個々が持つ孤独や透明な痛みを、アコースティックで繊細なサウンドとともに表現。
日常のすき間にあるわずかな光や呼吸の気配を音に落とし込み、言葉にならないまま残される心の軌跡を追いかけるアルバム。

アーティスト情報

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