浄土に咲く蓮の花のジャケット写真

歌詞

蓮の花

愚息兄弟

父ちゃん母ちゃん不仲

くわばらくわばら死んだ爺ちゃんは警官

おいらはフリーター

無理だ、生きていくの向いてねえよ

本当、衝動だけで生きてる

食いもん不自由しねえから

死ぬこともできねえ

だから生きてる死んだゾンビみてえ

感情もゼロ本当のとこもう

貯金もゼロ税金不払い猶予申請して

文句は言う

あの世で会ったらまた会いたいあながたに告ぐ

この世は美しきかな 曼荼羅

不浄な自が浮かぶ蓮の花

罪人の列、善人の笑い声

首を切られた犬の鳴き声

(ゴミ袋)分別どれだっけ?忘れ溜まっていくベランダ

部屋ん中今入んなRECしてんだ、穢れた穴

徹頭徹尾音楽の為だけに生きていく

それ以外軸がないLIFE もやがて雨に散っていく

また そこにいるように見えているの

白い空が窓辺から忘れてしまったと思ってた

いつも 「おはよう」って言う君の顔が

どこかうら寂しそうなのに

返事もできずに 夢を描くよ

君のために生きていけるだろうか

小さな肩を抱きながら祈るんだ

無くならない戦争や差別、貧困、暴力

蹂躙された人たちのsoulは何処へ還るのか

Rest in pease

悪を抱きつつける僕

この世界で生きていく

本音を言うと死にたくなる時もある

四六時中意味がわからずでも希望は捨てられずに歌う

一匹の動物として命を奪いつつけても意味がある?

あの世で会ったらまた会いたい

あながたに告ぐ

この世は美しきかな、曼荼羅

不浄な音が浮かぶ蓮の花

善人の列、罪人の笑い声

首を切られた人の泣く声

また朝が来る

神がいるのならばなぜ私を見捨てたもうた?

声なき声の側で僕は笑っていられるのか

「今を生きる」慰めにも似た言葉

THE ERASER

ぶらさげて今日も電車に揺られ目を瞑っている

おはようございます

また そこにいるように見えているの

白い空が窓辺から忘れてしまったと思ってた

ただただ顔を合わせて話をして

不器用なあなたの言葉が

聞こえた気がしたんだ

また そこにいるように見えているの

白い空が窓辺から忘れてしまったと思ってた

いつも 「おはよう」って言う君の顔が

どこかうら寂しそうなのに

返事もできずに 夢を描くよ

  • 作詞

    愚息兄弟

  • 作曲

    愚息兄弟

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    蓮の花

    愚息兄弟

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    浄土

    愚息兄弟

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    蓮の花 (Instrumental)

    愚息兄弟

  • 4

    浄土 (Instrumental)

    愚息兄弟

不条理な世界は、矛盾に満ちた自己の反映に感じられた。善と悪、清濁を超え、涅槃へと辿りついた心象風景。そして生への回帰。

1.蓮の花
オルゴールで象徴的なメロディーが奏でられ幕を開ける。多様なバックグランドを感じさせる多国籍トラックの上で現代日本で弱者して生きることのペーソスが語られる。緊張感を増す2番では解消されることのない世界の不条理と、一見平穏に続いていく日常のグロテスクさを歌う。(兄)

幻影を目にする。夢と現の境界を彷徨う。耳に響く声、目に映るのは白い空だけ。返答の資格などなく、声の届かぬことは知っている。『未練』は未来で今を追懐すること。現在が未来の自分の枷となる。今を生きよ。(弟)

2.浄土
穏やかなピアノのループから始まり、絶望を超えSukhavati(サンスクリット語で浄土)へと至った心象風景を描写する。1分半ほどの短い曲ながら趣向を凝らした展開で鮮烈な印象を残す。1stアルバム『極楽』から続いていた極楽行きの旅は、生きることへの希望を歌う力強いリリックで幕を閉じる。

アーティスト情報

  • 愚息兄弟

    雄士、雄斗の実の兄弟による、ラップ、ポップユニット。 ラップは雄士、コーラスは雄斗が担当する。 前衛的なリリックからポップなメロディまで幅広い音楽性を持つ。

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