

木六竹八 担げや神輿 刈るコンバインよりも天日干し 昼人間様 夜はイノシシ 秋風に揺れる銀寄せの栗 有難や有難や 鬼皮剥いたら渋皮煮 ならこちらも一煎目のお茶請けに わかったやつから渡ってくる蛍橋 八百長な諸行無常 腹満たせば可哀想より有難う 早起きしてもまだ朝露に濡れ うなだれても蚊に喰われるだけ 張り巡るぶっとい根っこの稲は倒れず垂らす頭 一人欠けた六地蔵が戻ってくる頃今年もできた美味しいお米
煙突の煙の行く末に焚かぬバルサン散るスズメバチ
秋の夜長に朝日を拒み
餓鬼の戯言で目を覚ますのさ
二百年足したらゾロ目の年
あいかわらずは、もしもは、なしの話
柑橘系で潤す喉
外の音、中の音 繰り返す齟齬
伸びた袖と裾を捲り上げても
戻らない季節は過去の話
開けっ放しだった窓を閉め切っても
流れ込む寒気を噛み締めるだけ
遠くて近い 近くて遠い
距離を埋めるパテは鳥豚牛
無視しても 今もわいてくる
次から次にまだわきでてくる
有象無象の魑魅魍魎
あふれかえる新世界 意識朦朧
とうとうきましたね いよいよですね
あと1万回唱えて黙って眠れ
煙突の煙の行く末に
焚かぬバルサン散るスズメバチ
秋の夜長に朝日を拒み
餓鬼の戯言で目を覚ますのさ
結べない稲 低い背丈 豊満な穂 翻弄する初老の午後 左手で下ろすてるてる坊主 乾いちゃ食えない米一粒 制御できないうさぎのスピード2 右と左に広げて跨がす お天道様に向ける秘密の唇 直線に走る 油燃え尽きるまで 迷惑なくらい濡らすこのべろべろばー 大雨再来 線状降水帯 泣く百姓 尻目におっ勃つ 原種の媒体 正直者は馬鹿を見ない ハゲた田んぼに塗る硫安の白い行い
煙突の煙の行く末に
焚かぬバルサン散るスズメバチ
秋の夜長に朝日を拒み
餓鬼の戯言で目を覚ますのさ
- Lyricist
YAMANKAMI
- Composer
YAMANKAMI

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intro -yamankami-
YAMANKAMI
- 2
ETTOU YAMANOKAMI
YAMANKAMI
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BEROBEROBAR
YAMANKAMI
- 4
HIGASINO SORROW
YAMANKAMI
- 5
ZENRYAKU DABONA SEKAI
YAMANKAMI
- 6
AME TO ASUFARUTO
YAMANKAMI
- 7
HITOGOSHI
YAMANKAMI
- 8
TYAHAINO RENGE
YAMANKAMI
- 9
KASABRANKA BLUE
YAMANKAMI
- 10
BLACK DANCE
YAMANKAMI
- 11
SENSOUGUSA
YAMANKAMI
薄汚れたカラスには蜂蜜がいる。