深い森の記憶辿る 失くしかけたあのメロディー
胸の中に秘めた思い あの娘にまで届く様に
忘れかけた古い記録 拾い集め歌を紡ぐ
強く縛るイギルの様に この響きよ伝わる様に
疲れ果てた僕の馬の 鞍をほどき風に放つ
溶けて消えた月の夜に 響く声が聞こえてくる
熱い砂に深く沈む 踏み固めてたこの轍に
失われた古い音色 刻み込んだこのメロディー
夢の中で消えた思い 硬く鳴らすホムスの様に
- 作詞
寺田亮平
- 作曲
寺田亮平
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- ⚫︎
メロディー
寺田亮平
- 2
口笛を何度でも
寺田亮平
- 3
雲助唄
寺田亮平
- 4
喉歌ソロ
寺田亮平
- 5
ウドゥゲン・タイガ (with strings ver.)
寺田亮平
- 6
風が運びゆく
寺田亮平
- 7
イギル・インプロヴィゼーション
寺田亮平
- 8
ドゥルグール
寺田亮平
- 9
チュラー・ホール (with bansuri ver.)
寺田亮平
- 10
ホムス
寺田亮平
- 11
この歌は響いた
寺田亮平
- 12
あしあと
寺田亮平
- 13
夜明けまで
寺田亮平
寺田亮平 「クズル・トーキョー」
トゥバ音楽演奏家、喉歌(のどうた)歌手である寺田亮平の1stソロアルバム。2010年より日本とトゥバ共和国の首都クズルを往復しながら、トゥバの伝統的な音楽を学んできた本アーティスト寺田亮平が、そ︎の音楽文化を踏襲しながら大半のオリジナル楽曲を書き上げ、トゥバの伝統的な音楽をはじめ日本の伝承歌などの中でも歌詞世界やサウンドで独自の世界︎を展開。喉歌をはじめとするトゥバの伝統的音楽とポップミュージックをクロスオーバーさせた野︎心的な作品を完成させた。東京で共演してきた豪華ミュージシャン参加︎の元、シベリアの音楽世界︎に魅了された日本人が東京で産み出した「古くて新しい」音楽作品。
大半の楽曲は寺田自身が書き下ろしたオリジナル楽曲であるが、トゥバ音楽をベースとしたポップミュージックやロックテイストの楽曲から、本格的な伝統的音楽までバラエティーに富んだ内容となっている。また、トゥバの伝承曲に日本語詞をつけた楽曲、トゥバの韻文詩のスタイルに日本語を当てめた作詞など詩世界にも野心的に挑んでいる。
ゲスト音楽家として、パーカッショニストのクリストファー・ハーディ、ギタリストのファルコン、バイオリン等に関島種彦、酒井絵美、コントラバスに宮坂洋生、チェロに菅原雄大、北インド古典音楽の演奏家でありバーンスリー奏者の寺原太郎といった豪華ミュージシャンが参加。また音楽プロデューサー、アレンジャーとしても第一線で長いキャリアを持ち、ワールド系作品のエンジニアワークも多い土肥真生がミックス、マスタリングその他ディレクションなどでサウンド面全般をを支えている。
クズル・トーキョー 特設ページ
http://teradaryohei.com/kyzyltokyo/
参加︎ミュージシャン:
クリストファー・ハーディー(ドラム&パーカッション)
酒井絵美(バイオリン、ビオラ)
菅原雄大 (チェロ)
関島種彦(バイオリン、ビオラ、マンドリン)
寺原太郎(バーンスリー)
ファルコン(ギター)
宮坂洋生(コントラバス)
アーティスト情報
寺田亮平
音楽家。トゥバ音楽演奏家、喉歌(のどうた)歌手。ロシア連邦トゥバ共和国に伝承されてきた音楽や喉歌を2010年より断続的に現地滞在しながら修行を行っており、トゥバの伝承音楽から自らのオリジナル楽曲、日本の伝承歌をアレンジした演奏など独自の音楽活動を展開している。使用楽器はトゥバの伝統楽器イギル 、ドシプルール、口琴やギターなど。師匠はトゥバを代表する音楽家の一人であるオンダール・モングンオール。トゥバ語を学び、現地の音楽コミュニティーと深く繋がりを持つ外国人演奏家であり、現地の伝統的な歌の聞き取りや翻訳作業等も行っている。国内では中央アジア、シベリア関係のコンサートや各種イベントもプロデュースし、2017年に共和国政府よりトゥバ文化大使として表彰を受けた。
寺田亮平の他のリリース
HALVA music