主流煙のジャケット写真

歌詞

主流煙

志河枕

君の家までひとっ飛びだよ

雨でも雪でも構わないよ

どうしようもない夜はふたりで居よう

同じ位置にピアスを開けよう

主流煙になって君の肺まで

君のものになりたいなって

そんなこと歌ってるんだよ

ずっと

君と居たいのに

君を蝕むモノの

代わりになりたいの

I MUSiC YOU

I MUSiC YOU

君を音楽にするよ

君を音楽にするよ

この世界で君のこと

一番想ってるのは僕だから

この世界で君のこと

一番愛してるのは僕だから

これまでとこれからの

君の人生の中で

誰よりも君のこと

愛してるのは僕だから

僕だから

気付いてほしい

気付いてほしい

主流煙になって君の肺まで

ずっと

君と居られる魔法

君を蝕むモノの

代わりになりたいのにな

ずっと

君を探していたの

君の日々がもっと

幸せで溢れますように

楽しい時は一緒に笑おう

悲しい時は一緒に泣こう

嬉しい時は一緒に歌おう

苦しい時は一緒に病もう

楽しい時は一緒に笑おう

悲しい時は一緒に泣こう

嬉しい時は一緒に歌おう

苦しい時は一緒に病もう

  • 作詞者

    Tom Wanda

  • 作曲者

    Tom Wanda

  • プロデューサー

    Tom Wanda

  • レコーディングエンジニア

    Tom Wanda

  • ボーカル

    志河枕

  • バックグラウンドボーカル

    yum

主流煙のジャケット写真

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    主流煙

    志河枕

君を蝕むモノの代わりになりたい”——そう歌うこの曲は、
自己犠牲でもなければ、救いでもない。
溶け合いたい。君の一部になりたい。
その衝動を、息をするように、静かに、しかし確実に投げかけてくる。

サウンドの構築もまた、この歪んだ純愛にふさわしい。
柔らかなシンセが、夜の街を滲ませるように漂い、
サカナクションを思わせる透明で中毒的なポップ感が全体を包み込む。
だがその奥には、Aphex Twin『girl/boy song』の不穏な影が忍び寄る。
美しさと狂気の境界線を、ギリギリで綱渡りするような異物感。
そこに、808の低音が静かに鳴り響き、まるで鼓動のようにリスナーの胸を震わせる。

ボーカルは、言葉をそのまま伝えるのではない。
エフェクトというフィルターを通してわずかに歪められた声が、かえって切実さを増幅させていく。
機械的であるがゆえに滲み出る人間的な熱——
それは、テクノロジーとエモーションの奇跡的な交点だ。

繰り返される“主流煙になって君の肺まで”というフレーズは、
呪いのようでもあり、祈りのようでもある。
この曲は、誰かを想うラブソングじゃない。
愛に呑まれた誰かの、内なる独白だ。

だからこそ、静かに、でも深く、
聴く者の肺の奥まで染み込んでくる。
それはもう、音楽じゃない。“煙”だ。
気づけば、君もすでに、吸い込んでしまっているかもしれない。

アーティスト情報

Cotton Lights Music

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