Lyric

深い闇に堕ちてく

指先も見えぬほど

全て壊してしまう

この虚無の城の様に

怯えながらも眠る

そっと優しく触れて

支配する恍惚に

この心奪われて

瞳の先の私はどう映る?

異形の愛で奪いとるの

手に入れるこの世の全てを

触れるもの灰に返す時

身を焦がすこの情熱に名を

付けるなら記憶の彼方

一輪の支配の花

振り向かず投げかける

その言葉嘘偽り

相容れぬ運命なら

ここで今迎え撃つ

問いかける愛に震える手

虚しくも響かぬ声あげて

悶え苦しむその姿に

心許し力抜く

消えゆく命 駆け寄り身を寄せる

頬を流れる 光の星

朽ちていくこの命抱いて

こぼれ落ちるは悪の雫

崩れてく結末の前に

愛の答え合わせを今

最期の贈り物を

その目に映る

血飛沫の花