

それこそ入道雲みたくもくもくと湧いた
想像の残滓が今ならばさ
東京の空にはちょうど良い大きさで
此処はきっと収まりが良い
10年後の8月が過ぎたっけ
既読も付かんくなってきたっちゃけど
溶けたわけじゃ無いしお互い
それじゃまた暇な日に
秘密基地は山から波に変わる
あの日の夕暮れが歌詞に変わる
すべからく俺らはいずれ変わるよ
あの夏はあの夏
それはそうとまだ歌ってるから
たまには顔出してくれれば嬉しい
今まで気づかなかったがこの寂しさは
傷じゃなかった
「永遠をこうして」 夏残りへ
今更言えても 気休めになりやしないか?
戻ろうとして 陽炎とて
欠けたら 泣けたら
あの出会う前の時間と眠れるまで
昔の栄光
楽しい記憶が殺しに来るよ
辛い時にさ
ずっと続くと思ってないが
もう少しだけ遊んでいたいな
グローリーデイズも過去
刹那の光など一瞬だけれども
それに全てを
離れた奴と繋がる為の糸
とても細くても音に全てを
日々の営みせわしなく
楽しい辛いをひたすらループ
特別な記憶すら増え続ける
その中で何個覚え続けれる
諸行無常にも程があるぜ
あの時あんな苦しんでたって
幸せが過去の痛みを消すよ
覚えてたいけどもう忘れたよ
なんで覚えていたいのかもわからないけど
傷の理由は忘れたく無いんだよ
もちろん幸せな思い出
忘れたく無いけど
それすら陽炎
「永遠をこうして」 夏残りへ
今更言えても 気休めになりやしないか?
戻ろうとして 陽炎とて
欠けたら 泣けたら
あの出会う前の時間と眠れるまで
ずっとエンドレスで続けばいいのに
可視化できない出来事ばかり
木漏れ日が差すこの手には
何かと目につく傷がメニー
月明かり香る蚊取線香
傷跡は消えず過去にメンション
延長してたい まるで別世界
まだ寝付けないこの夏をくれないか
根付けない花には水をやりたくて
1つの大事なものに交わる手
待ち合わせなんてしないまま
俺は好き勝手やっていたいから
この暑さが真の理解者だ
いつか太陽みたいな光り方
未来はさ
くらくらする程綺麗で
望み通りに届かない地平線
最高気温 狂わした時系列
蜃気楼も受け入れる
傍でこうして 夏残りで
今から言えても 気休めになりはしないな
戻ろうとして 陽炎とて
欠けたら 泣けたら
あの出会う前の時間と眠れるまで
文明は発達したのに
スタンプ押したきり
ストップした便り
躁と鬱のような空模様が
掘り起こした
見えないぐらいでっかく自分の世界描く
仕舞いには「狭い」って足す
もういいかい?
歳を取って汗かく
塞ぎ込んだ性格
筆を置いて折り畳む
もういいよ。
正解なのか?いや旋回なのか?
「もう限界は近い」1000回は聞いた
ただ忘れることなく震える鼓膜
フレーズを唱える
「あの雲はきっと鯨だ」
船を曳こう夢追い人よ
逃した尾ひれに さぁもう一度
獣道も狂う指針も
我らなら歌い抜けるのさ ラララ
遠からず返信は来るような感覚
帆を畳んでじっと目を凝らす端末
プラスアルファが抜けた1verse
願わくば もう一回
「永遠をこうして」 夏残りへ
今更言えても 気休めになりやしないか?
戻ろうとして 陽炎とて
欠けたら 泣けたら
あの出会う前の時間と眠れるまで
- Lyricist
SEESAW, TORAUMA, KAKU, Nazunaniki, 1rec.record
- Composer
SEESAW, Hiroaki Takada
- Mixing Engineer
SEESAW
- Mastering Engineer
SEESAW
- Graphic Design
SEESAW
- Vocals
1rec.record
- Rap
SEESAW, TORAUMA, KAKU, Nazunaniki
- Piano
Hiroaki Takada

Listen to summer time machine (feat. Hiroaki Takada, 1rec.record, TORAUMA, KAKU & Nazunaniki) by SEESAW
Streaming / Download
- ⚫︎
summer time machine (feat. Hiroaki Takada, 1rec.record, TORAUMA, KAKU & Nazunaniki)
SEESAW
This project began when pianist Takada sent SEESAW a piano phrase evoking summer via DM.
From there, the concept for a song resembling an ensemble drama emerged, featuring members with differing approaches, all centered on the theme of 'each person reminiscing about summer'.
Unfolding in a mic-relay format featuring 4 MCs + 1 Singer, this work offers shifting perspectives that alter its interpretation, evoking diverse summer scenes.
Distinct from the recent trend of short-form releases, it stands as a substantial work spanning 7 and a half minutes.
Artist Profile
SEESAW
Born in 1990 in Kumamoto, Japan and currently living in Chiba, Japan. His first encounter with hip-hop was in junior high school. He started his career in the countryside without any friends, and as a result he became a DIY artist, doing everything himself, including beats, recording, mixing, etc. As a beatmaker, he specializes in boombap-based chill sounds with jazz elements, and as a rapper, he is a versatile artist characterized by his skillful rapping and smooth flow. He was active in Tokyo and on the Internet as a solo artist, contributing songs to CREW and TORAUMA (rapper), but went on hiatus in 2023 after 4 years of inactivity, and was brought back to the surface by TORAUMA, and has been active as a solo artist with monthly releases ever since. In 2023, TORAUMA's "TSUBAKI", for which SEESAW had worked on beats in the past, created a buzz, especially on TikTok.
SEESAWの他のリリース
Hiroaki Takada
自然や風景、心の内に浮かぶ記憶をもとに、「ただここに在るための音楽」をピアノで紡ぐ。 2021年、森から得たインスピレーションをもとにしたピアノ小曲集「preludes from forest」でデビュー。2025年には、短編映画のような世界観を持つEP『モノローグ』を発表し、以降「sui」「凪」「hazama」「furusato」などのシングルを継続してリリースしている。 静謐な空間に寄り添う演奏を通して、カフェをアート空間としたセッションや朗読との共演、ヨガクラスでのライブなど、ジャンルを超えた活動を展開。 また、映像クリエイターとのコラボレーションによって、音楽と視覚表現を融合させた作品制作にも取り組んでいる。
1rec.record
1分間の曲を創作するアーティストとして2020年5月より、Instagram・Twitter上で活動をスタート。 曲全体を通して「1:00」で表現するスタイルで、様々なジャンルの楽曲を制作。 ビート制作・歌唱・作詞も自身で行い、MV・ロゴ制作などセルフブランディンに力を入れている。 映像クリエイターを中心とした作家への楽曲制作や、ラッパーやシンガーの方へのトラックメイクなど、幅広く楽曲提供も行う。
TORAUMA
Born 1991 in Towada, Aomori, Japan. He started rapping at home after discovering Internet rap in high school. Later, he worked in the Kanto area with his style of jumping into various rough waves by himself. After returning to Aomori for two years, he was invited by 604 rappers MAVEL and HANG to sing with them in Okinawa, and moved to Okinawa in a light car and joined 604. He later joined Final Weapon Company (FWC), which is led by HANG and includes TSUBAKI, TOCCHI, beat maker hokuto, and others. TORAUMA's music is characterized by catchy melodies and lyrics that describe the pain and struggles he has felt in his life over a variety of beats.
KAKU
ラップグループ「ラップオバケ」のメンバーの1人。 千葉県匝瑳市出身、在住のラッパー、KAKU(カク)。 耳触りの良いキャッチ―なメロディーと、破天荒なキャラクターを持ち合わす。 ラップスキルはもちろん、かつストレートで切ないリリックが聴き手の胸を締め付ける。 人が生きる上で必要不可欠な言葉を探す、人生密着型のラッパー
Nazunaniki
YouTuber 兼 ラッパー 兼 グルメブロガー 兼 会社員。 YouTubeは「ナズナニキfrom座敷牢」で 音楽関連はソロor「INQBUS」というクルー名で活動。 グルメブログは「ナズナニキの」でブラウザ検索したら出てくるはず。