For the twenty-third century -The blue individual- Front Cover

Lyric

Ne

ku-kai

なんだかジ〇リ映画みたいな夜だね。

影から精霊の声が聞こえてきそうな政令指定都市。

全然否定をしないからまだ好きでいてくれるとし

年重ねどちらかって言えば年々洗練して愛しいんだ。

住んではいないんだけど僕はこの街が好きで

特にこの長い参道の散歩が3度寝よりも好きで

そっと何度でも指でなぞる天空の輪郭。

焦げたバーベキューソースの香るオシャレな迷宮の一角。

ここに住めたら幸せだろうなと僕なら思う。

お店もいっぱいだし。明るい夜。

頭上にはモ〇ラが飛ぶ。

憧れの高層マンション。

発光するオーパーツの古代都市。

きっとあそこには幸せが詰まっている。

と見つめてると大体同い年くらいの人が

オートロックを開けて入る。

もっと僕も頑張って住んでやるんだと胸で繰り返す。

あのキラキラの一部になって居間にはネコ。

暇になれば一緒に成城石井へ行こうよ。

それとキッチンには四段の冷蔵庫。

約束する。

ねぇ

ねぇ

ねぇ

ねぇ

え?

え?

え?

え?

ねぇ

ねぇ

ねぇったらねぇ

え?

え?

え?

え?

そうだね。将来は都心から離れた庭のある家に住もう。

君の夢だもん。ビーグル犬。

マンション?なにそれ?ビールウメェ。

よく考えたら高所恐怖症だしちょうどそうしようと思ってたんだよホント。

ちょっぴり苦手なIPA

でも美味しく感じるハッピーデー

ハッピーナイト

ハッピーライフ

安心したいけど

ハッキリしないんだ実際。

実は毎日が心配で。

ずっと側にいると思ってたもの程

なくなってったんだ悉く。

道幅の狭い歩道を通る時

君が見えないと襲う孤独。

あ、

左腕に感触。

いきなりは反則。

胸にキュンと金属音。

君にゾッコン。

Ah

テンションのままに延々続ける何回もしてる長い話。

話題がないなら互いを褒めたり

叶うか知らない未来がどうとか

オチのねぇ将来の話とか

取り留めのないこと言って

鳥居の目の前を抜け

コンビニ寄って棒アイス買おうよ。

お散歩やブランコみたいに

移動自体愛おしい。

だから

一緒に

いたいんだ。

ねぇ

ねぇ

ねぇ

ねぇ

え?

え?

え?

え?

ねぇ

ねぇ

ねぇったらねぇ

え?

え?

え?

え?

  • Lyricist

    ku-kai

  • Composer

    Sou Sasatani

For the twenty-third century -The blue individual- Front Cover

Listen to Ne by ku-kai

Streaming / Download

  • 1

    Tensegrity (feat. SACHI)

    ku-kai

  • 2

    The blue individual

    ku-kai

  • 3

    To live ~ Resurrection Revolution ~

    ku-kai

  • 4

    I am only my own me and myself

    ku-kai

  • 5

    Fit

    ku-kai

  • ⚫︎

    Ne

    ku-kai

  • 7

    siki

    ku-kai

  • 8

    Default Mode Footwork

    ku-kai

  • 9

    Keep it fresh

    ku-kai

  • 10

    Water (feat. SANO)

    ku-kai

  • 11

    Dokuhaku (Remix Remix)

    ku-kai

  • 12

    Ananda

    ku-kai, DJ TO-SHIRO

昨年リリースした『二十三世紀へのショウケイ -The Red Harmony-』の続編となる作品。前作が【調和】を表現していたのに対して今作【個・自己】を表現。二十三世紀の為にまず現在をどう生き延びるか。内なる世界によって構成された自身の存在を肯定するあなたの夜の為の作品。世界的に活躍するBeatmakerのPigeondustや、 共にunteiとして活動するSinger兼keyboardistでBeatmakerのSACHI、新進気鋭のRapper兼BeatmakerのSANOなど多くの実力派アーティストのサポートの元、フレキシブルなライムとフローで、エモーショナルに言葉を解き放つ。参加アーティスト(A→Z) DJ tamu(Chemical Reaction)/DJ TO-SHIRO/Lost Skills/SACHI(untei/しふくloop)/SANO/Soumei/TAZZRO/Pigeondust/369beats/笹谷創

Artist Profile

  • ku-kai

    空廻(くうかい) 1987年生まれ。埼玉県さいたま市出身のラッパー。詩人。施術家。 2008年から本格的にLive活動を始め、これまでにソロ・ユニットなどで4枚のアルバム、3枚のEPを自身のレーベルからリリース。 ハードかつフレキシブルなライミング、心地よく爽やかなフロー、そして弱さも強さに変えるエモーショナルでエネルギッシュなスタイルが特長。 「目綿 灯(めめん ともり)」名義で詩人としても活動し、Poetry Slam JapanやKotoba Slam Japanといったポエトリーリーディングの大会にて2018・2019、2021と東京、埼玉大会で優勝。3度の全国大会出場を果たす。 Freestyleでの生バンドやBeatmakerとのSessionの依頼も多数。 MC Battleでの優勝経験もあり。 ステージを降りれば、接骨院の院長、またヨガ講師として世の為に働き、 心身ともに自由に生きることを肯定するために今日も活動している。 Twitter:https://twitter.com/kukai048care

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spoken blanco production

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