Lyric

忘れ物を届けるために

いつもの待ち合わせ場所へ

改札の前 荷物抱えて

君はやってくるんだ

久しぶりと感じる時間

とめどない想いが溢れては

口に出さない 顔に出さない

ようにおどけてみせた

変わらないねと笑う顔

無理してるのがバレバレだよ

そんな顔させたくて傍に

いたわけじゃないのに

さよならと 口に出せない弱さ

今になっても心締め付ける

愛してるの気持ちが伝わる前に

トモダチを演じてみても

君のことだ

ばれてるんだろうな

ふたりで過ごしたこの街は

ひとりだと色褪せて見えて

君が僕にくれた幸せが

今では辛さに変わったよ

観える全ての景色には

君の笑顔が残っていて

離れないから傍にいるよ

約束をやぶらせてごめん

変わらないよと笑うけど

気付かないふりが苦しいよ

薬指に小さく光るそれは

心を締め付ける

愛してる離さないよって

言葉をその唇で

また聴きたくて だけどもうそれは

別の誰かに向けられてる

別の誰かに向けられているんだね

変わらないでと願っても

離れた時間はどうしても

ふたりの距離を遠ざけてしまう

遠ざかってしまう

さよならと 口に出せない弱さ

今になっても心締め付ける

愛してるの気持ちが伝わる前に

伝わる前に

愛してたなんて過去形にはね

まだまだ出来そうにないからさ

君にはバレてるこの嘘も

どうか背中を向けるまでは