Lyric

明るさが増す空に紛れながら呼吸をしている

久しぶりに眠れないまま脳が宙を泳いでいる

現実感が消えてる

ありふれたキスでいつも僕ら二人は笑っていた

でも本当は満たされていなかった　僕の心は

君もそうだったと気付かなかった

君を無くした　それだけが一つの事実

痛みはないけど　空しさが胸に重く

「人は独りだ」と呟いてみる

記憶は都合良く形を変えてリピートしては

どうしてこんな風になったのかと自分に問い続けて

この先に君は居ない

朝もやがにじむ　何の色も無い景色

見渡してみても　もう帰る場所はなくて

独りで佇む　何も変えられずに

君を無くした　それだけが確かな事実

自分自身に　嘘をついた僕の罪が

今更ながらに寂しさを連れて来る