静まり返る午前0:00
月明かり見慣れた街の景色
風揺らぐ木々 変わらない日に
跨ぐ季節はいつも切ない
寂れた公園 追憶の少年
砂場 置き去りにされたスコップ
未だ醒めぬ有象夢想は夜の向こう
疲れたな最近
知れば知るほどに
狭く遠くなってく今を
黙って眺めていた
抜かした現は確かに幾望だった
黒い雲で覆われた月傘
彷徨ってぶつかって見えない何かに足をすくわれ
気がつけば一人になっていた
真っ暗なキャンバスを黒で塗り潰した
穴の空いた絵の先に立ち尽くす少年
「その絵を僕にくれないか」
唖然とした僕を見て少年は
どこか恥ずかしげに言った
「果てのない暗闇の中で他の人の
絵は少し眩しすぎるんだ」
そうか 君は確か在りし日の僕だった
上を見れば光ってる
青いSPACE
誰かがそういってたよ
僕も見れるかな
先は長いだろうけど
信じて 信じているね
いつかと、今日も胸に手を当て眠ってる
涙の数だけ眠ってる
誰でもなく自分の為にと
しない期待 求めぬ理解
なのに思いがけない兆し
綺麗なものが溢れた時代
どうやら物好きが居るらしい
僕らはきっと似たもの同士
憚れ疲れた日々に
送る音に乗せた言の葉の逃避行
自分のことを信じることが出来ずに
偽物の彩をこの身に纏った
あの日 暗闇の中で
ありのままの黒を
描く僕に出会わなければ
当てのない言の葉 綴り続けては
返事はまだかと待ち侘びている
満月の夜に届いた手紙は
あの日絵をくれた僕からだった
上を見れば光ってる
青いSPACE
誰かがそういってたよ
僕も見れるかな
先は長いだろうけど
信じて 信じているね
いつかと、今日も胸に手を当て眠ってる
飢えても振り切って行く上へ
夢でも地に足を入れて
君がいれば憂鬱なんては無ぇんだ
どうかこの通り
どうかこのままで居て
信じてた
いや、
今も信じてた
- Lyricist
nisemono, IKKO
- Composer
ZUTTOMUSIC
Listen to muyubyo no yoruni (feat. IKKO) by nisemono
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muyubyo no yoruni (feat. IKKO)
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nisemono
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