Lyric

環状線を抜け出して　連れゆく先も露知らず

吹き荒ぶ夜彩る　月光は紅いネオン

最低限は拵えた　愛と希望とエトセトラ

パッと見限りある運命ほど

変えられるの

これで最後の逃避行　誰にも見られていないはず

いくら肌重ねても　悴む女は悴むもの

使えない言葉を学ぶ気はないの

お手持ちのイロハで語りかけてよ

通じない自由もあると思うの

想い合ってるなら尚更そう

環状線を抜け出して　連れゆく先も露知らず

高架下目逸らした　列島貫く閃光

今晩きっと戻らないくらいイキった心意気

手荷物は重たすぎる方が安心です

言ったそばから憚らない

ほっといたら落ちる果実じゃないの

この鼓動を止める程の

恍惚の境地の向こう

綺麗事も秘め事も諸々括った赤い糸

カテゴライズし難い型破りの行為

焦がれた私を花に見立てて

優しいあなたは名前をつけた

良かれと思って添えたものまで

枯らすのは損だと思いません？

ねぇ思うでしょ

環状線を抜け出して　連れゆく先も露知らず

吹き荒ぶ夜彩る　月光は紅いネオン

最低限は拵えた　愛と希望とエトセトラ

パッと見限りある運命ほど

環状線を抜け出した二人を待っているそれは

傷跡もしくは熱情が沸かす生命

何光年付き合えるか　そんな不安もありますが

取り敢えずのところ　今日は乗り込みましょう