Lyric

ひとりきりの祭りの夜

願いの木が揺れていた

子どものころ教えてくれた

この木に願いを書けば叶う

でも今は簡単じゃない

夢が遠くて触れられない

ひとつだけ種をまいた

言葉にできない想いを込めて

願いの木に手を合わせ

涙をそっと拭いた夜

光の中浮かぶのは

小さな頃の私だった

諦めるって楽になるけど

それじゃ自分に負ける気がした

今はまだ苦しいけれど

この手で描くんだ未来を

答えなんてなくてもいい

願いがあるだけで生きていける

願いの木にささやいた

ここにいるよ忘れないで

答えよりも大切な

夢がこの胸にあるから

届かないと思ってた

だけど木が揺れた

その声は確かに

私を呼んでいた

願いの木が守ってる

私の小さな勇気の花

このまま歩いてく

夢は必ず咲くから

願いの木が守ってる

私の小さな勇気の花

ひとりじゃないって信じて

明日へ踏み出すんだ

風が笑ってる

空に願いをまたひとつ