Lyric
Yuka
MC RYU, YODAKA
夕焼けが照らす空の色
懐かしさの匂いが不意に僕を纏う
あの光はきっと
不変を望む花が ここに…
河川沿いの長い1本道
そこに並んでるのは僕と他の人
見向きもされず素通りされたり
同じ顔だと思われる時があるんだ
僕は最初 世界を広く感じたのに
誰からも一つとして 見られていない
こんな狭いところで生きていたなんて
気が付かない方がよかったのかな?
見えやすい奇抜さイコール個性なら
少しの補正すらどうせ意味もないよな
拗ねて曲がった茎のおかげで でも
後ろにあったオレンジの円盤が見えてきた
とても美しくて 抱えていた不満も
輝いて包み込んでくれたんだ
いつの日か憧れを抱いていた僕は
届くと信じて 手を伸ばした
風車は回り虫たちが踊る
寂しげな風はどこに抜けて行く
影がなくなるほど静かになり
闇が人たちを連れて消えたんだ
みんな帰る場所がそれぞれにある
遠く離れた方では明かりがつく
週末はいつも せっかちだから
月を引きずり また朝を迎える
すぐに終わる1日 勝手な導き
焦らしては 自分たちを待ってくれない未来
学生なら学校 やることを全う
してるのさきっと (偏ったシーソー)
日々悩んで果てしない夢に 怯えながら
もしくは探している途中なのかも
時に心折れたりして (もうダメかも…)
どうせ雨なら どしゃ降りになってくれ
文句でできたボールを
壁にぶつけてたら
キャッチボールをしようと
言ってきた人と出会えた
些細なことだけど あの時に
どしゃ降りにならなくて
本当によかった
今日は近くの河川敷に集合ってなって
長い一本道を走っていたら
その途中で いびつだが
立派に咲く花と出会えた
なんだか自分とそっくりだ
夕陽に憧れて 君と結ばれた
気まぐれな運命 限りある時間
共に居よう そう願った
永遠にはさ 生きれないから
もし君と 離れ離れになっても
出会った日を 忘れない 覚えているよ
数えきれない傷を負ってでも
僕たちは行かなきゃなんだ今より先に
あの出会いから君に話しかけて
変わったお辞儀すらも愛おしくて
毎日が週末みたいで 気付けば
並木の葉の色も変わっていった
机に向かうことの増えた自分は
忙しくなり なかなか会えなかった
年を跨いでから やっと行けたが
そこに君の姿は なかった
いざその日が来ると分かっていた
分かっていたのに 胸は痛い
今更にやられ でも前を向いて
葛藤と格闘し
気持ちと行動は まさに反対だ
あの姿に惹かれた日を思い出す
いくつも重なり合ったこのストーリー
必然が寂しく泣かないように
僕にとっての夕陽が君でした
- Lyricist
MC RYU
- Composer
YODAKA
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