Lyric

なあ　お前はまだ　戦えてるか

すでにボロボロなことは俺が1番知ってるよ

自分への評価はとても低いくせに

どこか心の片隅では　できるって唱えてる

遥か遠くに待つ、春を望む平日

地べたからなんとか気付いてほしくて叫ぶ

しもばしらは踏まれ　亡骸とカテゴライズ

かげ日向に咲く　平均以下サイズ

街の風景を愛す　あそこからの眺め

特等席は自分で決めて　気持ちを切り替え

もしこんな俺にも大切な人ができたら…

二人でも大勢でも笑ってるんだろうな

作業着も顔もしわが増えてゆくが

旗を振って諦めれば　楽は残るかもな

働くの意味は　って考えはいいか

家を忘れた渡鳥は　寂しいな

流れ込む季節　あなたを思い出す

罪悪感で許しを乞うつもりです

見えない鎖は　過去を繋ぎ合わせて

時々胸を強く締め付けてくるのです

声が響く　公園内にある野球場

鼻をすする　顔を出した元気な花粉症

散歩する家族　並ぶ　お揃いの帽子

純粋な光を見て思った　羨ましい

変哲もない休日　明日へと通じる

迷いもなく線路を走る電車の音

あんな風に突っ走れたら　きっと俺も

世迷言を吹き飛ばし　無垢に生きれたのかも

心に着いた汚れは　落としてもまた着く

洋服のように身を守っていただけなんだ

逃げ道を作り正当化したがる人々

抗った先にあるものは　弱くてよかった

ああ　俺はまだ　これからと戦えてる

積み上げたものは簡単に0になる

現実という果てなきゴールに向かうのに

何度も　振り出しにされ　打ちのめされる

少しの希望は出会いの中からもらったよ

未だに応援してくれる人達がいるんだ

音楽を共に作る仲間がいる　だから

思わせぶりで不規則な　地獄に挑む

孤独は君をさらい　逃避行を繰り返す

頑丈なシェルターは　安堵の逃げ場だった

無闇に破壊することは決してしない

その近くでこの曲が　君に訪ねるまでは

正解を求めるばかりでは窮屈だから

間違いを読み取り　自分のものにした

私は誰って問題が出されたなら

白紙でいい　その問題に正解はないから

持続しない一生懸命を　度々使い

何が偽りとかじゃなく　愛は静かに

転がってるものさ　石ころと同じく

削られ色んな形で　同じものじゃない

座り話す2人　猫背は治らない　でも

ちょうどよくこの背に　よりかかれるよ

天国やユートピアに勝るものがあるのなら

君といるその場所　その時間なのかも

左に回っていた黒い針

沈黙と共に並ぶ数字

右回りに再び戻してから

回想と　それじゃあ　また