Lyric

さわらせてねぇ、そこ、すき

首筋から、音してる

「おいしそう」って言ってないよ

でも、見てたでしょ？ わたしの目

首筋カスタード

ねっとりしてて

喉、動くたびに 舌が出る

触れたら、濡れる

甘い、こわい、好きじゃない

でも、食べたい

体温、ぬるい

やわらかい首

吸ったら、たぶん 終わる

キスより近い距離で

口、あけてる

あ、もう、やばい

香り、落ちた

脳の奥、ちかちかしてる

ねぇ、反応してるの どっち？

わたしの舌？ それとも、あなたの喉？

首筋カスタード

垂れてるよ

皮膚の味、覚えてる

ぬるくなってく

「好き」って言えない

だって、わたし、濡れてる

あのTシャツ、邪魔

めくってみて、ね

わたし、見てるだけで

息が止まる

もう、口に入れさせて？

ちょっとだけでいいから

汗って、甘いんだね

体液で わたし、いっぱいになる

しょっぱいとこ、舐めさせて

全部は、飲めないけど

でも、そこだけなら 飲み込める

首筋、一回だけでいい

口、止まんないの こっちだから

“好き”って言葉で隠す方が 下品でしょ

だって 見てた

ずっと、そこだけ

わたしの視線、知ってたくせに

首筋カスタード

こぼれるまで

なにも言わなくていい

吸って、味見して

それだけで

わたし、ぜんぶ、あげる

ごちそうさま

まだ足りない

また、首筋。ね