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「あなたに逢いたくて」は、理由も言い訳もすべて剥ぎ取った先に残る、
“会いたい”という感情そのものをロックの反復と熱量で叩きつける楽曲。
歌詞は徹底して同じ言葉を繰り返す。
それは前に進めない弱さではなく、
忘れたふりだけが上手くなってしまった大人の未練を、
誤魔化さず真正面から肯定するための選択だ。
夜が終わらない感覚、
名前を呼んでも返ってこない沈黙、
「もう届かない」と分かっていながら消えない想い。
それらは物語として説明されることなく、
ただ感情のループとして鳴り続ける。
ロックチューンとしてのアレンジは、
抑えきれない衝動をそのままバンドサウンドに変換したような構造。
メロディはシンプルで、言葉が前に出る。
叫びにも独白にも聴こえるボーカルが、
聴き手自身の「逢いたくて」を呼び起こす。
最後まで結論は出ない。
救いも成長も用意されていない。
それでも残るのは、
「この気持ちだけが生き残ってる」という真実。
MONGOL510が描くのは、
終わった恋ではなく、
終われなかった感情そのものだ。