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歌詞

November 22 (Nor Hate You)

108pierrots

今夜、

僕は君の面影を

忘れて歩き出す。

いつか君がくれた微笑みも、

この夜に置いて行くよ。

旅の果てに、

煌めく何かがあるのかはわからない。

だけど僕を縛りつけている帳には、

もう何もない。

僕が、生まれてから死ぬまで、

君と一度だけでも出会えたら、

それは、

この先を歩いて行く

希望になり得るような恋なんだ。

君の左手に触れた喜びが

掠れて曖昧になる。

君を想い焦がれた鼓動も

静けさを取り戻す。

だけどそれは、

交わされた過去が

消え去って無くなるんじゃなくて、

僕の首筋に流れる血潮と

溶け合って、

唄になるんだ。

君が、生まれてから死ぬまで、

僕を想うことなどもう無いのでしょう。

いつか僕の喉が揺らした世界に、

いてくれたら、もうそれだけで。

夜が終わってからいつまで、

僕はまた君を思い返すのでしょう。

いつも、いつまででも、

隣に君がいない夜の果てへ。

この夜の果てには何が待つのか、

わかっているのは君がいないこと。

触れられた記憶にすがりつくより、

空っぽの右手で君に手を振って。

  • 作詞

    256面楚歌

  • 作曲

    256面楚歌

  • プロデューサー

    256面楚歌

  • レコーディングエンジニア

    256面楚歌

  • ミキシングエンジニア

    256面楚歌

  • マスタリングエンジニア

    256面楚歌

  • グラフィックデザイン

    256面楚歌

  • ボーカル

    256面楚歌

  • バックグラウンドボーカル

    256面楚歌

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    November 22 (Nor Hate You)

    108pierrots

SSW・256面楚歌によるソロプロジェクト「108pierrots」によるポップス・バラード。
彼の特色である重層的なコーラスワークはどの楽曲にも増して剥き出しで、ベース・ドラムのリズム隊を除いたウワモノは、ギターもピアノもシンセも使わず全てコーラスワークのみで構成されるという徹底ぶり。
というのも、本楽曲は108pierrotsの始動前からデモとしては存在していたため、ライブで演奏される曲目の中では最も古く、彼の原点と言っても過言ではない。プリミティブな衝動がそのまま楽曲となったような印象だ。
一方、コーラスワークとリズム隊のみの楽曲にも関わらず、ミニマルな印象を受けず壮大なバラードとして聴けるのは、彼のトラックメイキング技術やポップスへのバランス感覚の上質さの証明と言えよう。

アーティスト情報

  • 108pierrots

    都内で活動するSSW「256面楚歌」によるソロ・プロジェクト。 メロウなJ-POPを彷彿とさせる叙情的な唄を中心に、Sigur RosやKyte、MewやKeaneなどから影響を受けた広大な景色を感じさせる空間的なサウンドが包み込む。大自然への憧憬とシティへのコンプレックスが、ノスタルジーの垣間見える郊外のポップスを紡ぐ。 また、自身のアートに対するこだわりは強く、作編曲・作詞だけでなく、ミックスやマスタリング、果ては水彩や切り絵を駆使した叙情的なジャケット・アートワーク作品や映像の制作も自主で行う。

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