Lyric

闇夜にせまる　白い煙が

閉じ込めるように　僕を囲う

擦りむいた傷は　痛みを増し

作った笑顔も　崩れ落ちる

黒い雲は　風に乗って

輝く星をも　覆い尽くす

ほんのわずかな　希望でさえも

埋め尽くすように

僕の前を立ち塞ぐ

深い闇夜を　彷徨って

暗い足元　つまづいて転んだって

時計の針は　動いたままで

まだ待ってよって

叫んでも　進んでゆく

窓の向こうから　光が射し

重い瞼を　ぐっと持ち上げる

擦りむいた傷は　小さくなり

崩れた笑顔も　また作られてく

黒い雲は風に乗って

照らす光をも　覆い尽くす

ほんのわずかな晴れ間でさえも

埋め尽くすように

僕の前を立ち塞ぐ

黒い大地を　彷徨って

通り雨に　打たれて震えてたって

時計の針は　動いたままで

何気ない顔で

止まらずに　進んでゆく

外が荒れたって　傷が腫れたって

無情にも時は　流れてゆく

霧が晴れたって　心晴れなくて

それでも僕らは

急かされるように動き出す

深い闇夜を　彷徨って

暗い足元　つまづいて転んだって

時計の針には　逆らえなくて

下向いてたって

このレールの　上を歩いて行く