Lyric

カウンターに生ビールがひとつ

頼んでもないお通しとぬるいおしぼり

「おひとりさまですね」と通されたこの席で

上着を脱いで時計を外す

うまくいかない日なんて数えられないほど

誰かと自分を勝手に比べて　泣きそうになる

そんな日はあいつを呼んで　一緒に飲もう

どんな話でも聞いてくれる　全部わかってくれる

今日はサシ飲み　僕自身とふたりきり

まだ言葉にならない気持ちを自分自身と話すのさ

悔しかったよな　惨めだったよな

誰かに話せるようになるまで　付き合ってくれ

誰かのせいにできたなら　きっともっと楽だろうな

周りが綺麗に見えるのは　ちょっと泣いてるからだろうな

気づけば2杯目も終わってて　ごめんな聞いてもらってばっかりで

もうちょっとで終わるから　あと少しで笑えるから

今日はサシ飲み　僕自身とふたりきり

まだ言葉にならない気持ちを自分自身と話すのさ

悔しかったよな　惨めだったよな

誰かに話せるようになるまで　付き合ってくれ

今日はサシ飲み　僕自身とふたりきり

吐き出す形すらない柔らかく残る傷跡を

悔しかったよな　惨めだったよな

誰かに話せるようになるまで　付き合ってくれ