
リリース予定日
2026-10-19
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今回の構成では、シンセサイザーシステムのミキサーのデジタル回路とアナログ回路を別の筐体に入れてノイズを低減させました。universal serial bus (USB) 接続デバイスから出力される制御信号または、pulse-width modulation 信号をデジタル回路に入力します。デジタル回路は、この入力信号を分周して論理演算を行い3つの制御信号を出力します。これらの制御信号は、別の筐体に入れたアナログ回路のアナログマルチプレクサに入力します。この構成により、シンセサイザーシステムの音質を改善することができました。作品の4曲目は、従来のシンセサイザーシステムに加えて、Korgのmonotron DUO、2つのデジタルディレイ及び、ボーカルを用いています。従来のシンセサイザーシステムは、主に、コンピュータ、USB接続デバイス、ラインセレクタ、バッファ、アナログフィルタ及び、ミキサーで構成されます。ここで、2つのデジタルディレイは、ディレイ1とディレイ2と呼ぶことにします。monotron DUOの出力信号は、ディレイ1に入力してディレイをかけます。ディレイ1とカスケード接続したディレイ2は、ディレイ1の出力信号をループ再生します。更に、ボーカルは、マイクを用いてディレイ2に入力してディレイをかけます。monotron DUOの出力信号とボーカルは、ディレイ2でミックスされ、USBオーディオインターフェイスを経由してコンピュータに録音されます。録音するファイル形式は、Waveform Audio File Format (WAV) ファイルです。このWAVファイルは、シンセサイザーシステムのコンピュータでループ再生されます。最後に、コンピュータから出力される信号は、DAコンバーターを経由してミキサーに入力されます。5曲目と6曲目も同様に、monotron DUO、エフェクター及び、ボーカルを用いています。これらに加えて5曲目はバイオリンを用い、6曲目はトタン板を用いて音色に変化を加えました。従来のシンセサイザーシステムにmonotron DUOやエフェクターを用いることにより、音色が重厚になり斬新なノイズミュージックを作ることができました。
1966年生まれ。東京で1986年からDissecting Tableという名義でノイズインダストリアルミュージックの制作を開始して、1998年に、故郷の広島に戻り音楽活動している。主に自主レーベルUPD OrganizationとヨーロッパとアメリカのレーベルよりレコードやCD作品を発表してきた。初期、中期の作品は、シンセサイザー、サンプラーをシーケンサーで制御することで作品を制作していたが、2012年頃から、コンピュータでUSB接続デバイスから出力されるPWM信号を制御して音楽制作を行うようになる。現在は、独自のシンセサイザーシステムを開発しながら作品を制作している。
UPD organization