Lyric

冷めないコーヒーをずっと見つめて

私は何を待っているのだろう

合理的な重い頭を抱えて

継ぎ接ぎの心を責め続けていたから

嫌いな感情を飲み込んで

逃げる先はいつもの左腕

温かさを感じた私の

血に塗れたこの手を見て

さあどうぞ全部奪ってよ

私の痛みも体温も

起きれないぐらいが

ちょうど良いから

優しく眠らせてくれませんか

笑って過ごせる朝が来るまで

重たい身体と浮いた感情が

私を私でいなくさせている

今なら外の喧騒も無い

静かな夜を望んでいたのに

その静けさこそ耳に刺さる

ここで泣いているのは誰？

さあどうぞ全部動かしてよ

あなたの気持ちも身体も

起きれないぐらいが

ちょうど良いから

優しく踊らせてくれませんか

忘れて眠れる朝が来るまで

さあ始めましょう今夜もそう

ベッドでたまらず止まらぬ妄想

まぶたの裏でも笑う奴らを

刺して刺してまた虚しくなって

いつか誰でも死ぬ日は来るよ

そりゃそうさ、それはよく分かる

だって繰る日も繰る日も

死にそうなんです

見りゃ分かるでしょ

この目を見てよ

欲しかったのは普通の生活

上手に受け取れなかった愛情

暗い暗い天井を見上げて

涙の理由が見つからないの

でも溢れる承認欲求

独りじゃ埋まらぬ四畳半 もう

今すぐ消したい余剰な感情

大嫌いだ　全部

さあどうぞ全部奪ってよ

私の痛みも体温も

起きれないぐらいが

ちょうど良いから

優しく眠らせてくれませんか

笑って眠れる朝が来るまで

笑って泣かせて朝が来るまで