残響のジャケット写真

歌詞

残響

TKC

昔懐かしい街に

ふと立ち寄った

ただ、なんとなく

理由なんて無いさ

足が勝手に動いてた

散々歩き慣れた通りを風が撫でていく

気づけばあのアパートがあった場所

今はビルが空を映してる

無意識という言い訳をしながら

記憶の輪郭を指でなぞった

君はまだ、この街にいるのかな

そんなわけないって笑ってみたけど

夢の中で君はまだ

あの頃と同じ瞳で僕を見つめる

弱い僕を騎士に変えてくれた

あの夜を今も生きてる

古い自販機の灯りも

バス停のベンチも消えていた

それでも風の匂いだけは

何も変わらず胸を刺す

誰もいない街角で立ち止まり

自分の影に問いかける

「何を探しているんだろう」

心が静かに答えを逸らした

時折ふっと君の声が

心の奥のノイズに混じって聴こえる

風ではなく僕の中の風景が

まだ君を手放せずにいる

時は残酷で哀しい

君を失って僕は僕になった

守れなかった約束が

今も歩き方を覚えている

時は静かで優しかった

君を想って僕は僕を赦した

失くした日々の痛みさえ

今は歩き方を変えてくれる

  • 作詞者

    TKC

  • 作曲者

    TKC

  • プロデューサー

    TKC

  • レコーディングエンジニア

    TKC

  • グラフィックデザイン

    TKC

  • その他の楽器

    TKC

残響のジャケット写真

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    残響

    TKC

タイトル:残響
アーティスト:TKC

静かなピアノの旋律に、記憶の残響が滲む。
過ぎ去った時間と、胸の奥に残る温もりを描いたバラード。
女性ボーカルの透明な声が、忘れられない一瞬をやさしく包み込む。
映像作品としても展開予定の、心に響く記憶の物語。

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