Lyric

降り注いで満ちる 夏の夜のきらめき

また巡るこの季節に思い出す

遠くまばゆくある 純粋な星々に

触れるたびにまた 痛くなるの

まただな 昼下がりには

静かに 溜息数えた

けだるく 窓際に寄りかかっては

四角いキャンバスを寂しがってた

涼やかにほら 木々を揺らしてく淡い音

夕風 星々を連れて

小さくて でも、本物の光が差したら

暗い夜に歌いだす

指さした先に在る 燦然と輝いた

一番の星に夢を見ていた

限りなく純粋な星空映す瞳

まばたきをきらめきに奪われて

宙へ 届きたくなって手を伸ばした

指先掠めた 星屑ただただ彩られて ああ

朝日の軌跡をなぞる

優しく強く柔らかいもの

夢の狭間で 掬い上げた星のかけらは

指の隙間から 零れ落ちて

不安と不条理に 朧げな心

流れていく刹那にまだ あどけないままでいた

定められてたような円環の巡りに

運命もまた偶然だと気づく

いつか同じ星が 訪れるその日までに

少しだけ強く光れるように

想いはいつかきっと きらやかに空を舞い

行く先 照らす 星座図を描く

空駆ける流星は 幾千の星々と

ひたむきにただ強く輝いた

永遠に思えるほどさんざめく空に

儚く聞こえる願い事をいま

ここで歌うからずっと