Lyric

小さくて儚い光を探して

今もまだ覚えてる あの頃の空気を

街灯りも消えた 喧騒から離れて

暗い空 静寂割いて

遠くで鳴いてる夜空に咲く花は

こんなに鮮明だって

変わりゆく日々に

溺れて忘れてた

いつか思い出して 記憶の欠片になって

一つ一つの儚い物語

それでもまだ 溢れてゆく想いが

煌めいて瞬いて 夜空を彩る

燃え尽きて零れ落ち 一瞬で消えゆく

終わらせるには まだきっと早いから

幾千の星の中 ひとつだけ見つけて

儚くて小さなその光を探し

どこまで遠くても 必ず迎えにゆくから

雨上がり鮮やかな暗闇照らした

静けさをかき消す夜にだけ咲く花は

幾億の人達の思い出になるのだろう

同じ光の先で

何度でも変わらず何度でも輝く

その眩しさにきっと

僕は目を背けるように

空見上げた

焼き付いて離れない記憶の欠片を

たぐり寄せあと少し近くで観たくて

終わらせるには まだきっと怖いから

偶然と運命の違いさえわからず

変わらないその光が尾を引く先を

指でなぞるように

何度も零れ落ちてゆく

夏の終わりの夜は

どうしようもないくらいに

儚くて 寂しくて

忘れられなくて

夜空をただ見上げてた

煌めいて瞬いて 夜空を彩る

燃え尽きて零れ落ち 一瞬で消えゆく

終わってしまうなら 何よりも輝いて

幾億の星の中 ひとつだけ見つけて

儚くて小さなその光を探し

どんなに願っても

変わらず消えてゆくけど

暗い夜になっても

必ず迎えにゆくから