BISTROのジャケット写真

歌詞

オムライス

青玻一哉

なんとなく愛は知っていた

20年以上生きてれば

ドラマも24時間のテレビも

わかりやすくて

時の流れのまま言わなくなる

ただいまもおやすみも

いつの間にか変わってく僕と

いつも通りのテーブル

朝の言い合いもなかったように

今日も台所にいる

オムライスの夜は

なぜか機嫌直すな

薄焼きたまごなのに

なぜか温まるな

産まれる前から優しく包んで

温めてくれてたんだね

最後に触れた手の感触は

それはそれはカサカサで

薄い壁だから鼻をすする音も

まる聞こえ

始めたバイトで自分のために

服を買って着飾って

いつかいつかって

いつの間にか誰かと笑い合える方へ

夕陽が目の前に僕を写すのに

今日も遅くなるのも言わず

オムライスを朝に

温め直しても

具はソーセージなのに

なぜか温まるんだ

産まれる前から優しく包んで

温めてくれてたんだね

誰よりも過ごしてきた

誰に何を言われても

これが愛それが愛

今の僕の

当たり前はすべて愛

明日も笑えるよ

あの日は泣いたけど

言葉一つ一つ

あなたがくれたから

生まれ変わっても

その手に包まれたい

そしてまた作ってよ

温かなオムライスを

溢れ出す愛の証

  • 作詞

    青玻一哉

  • 作曲

    青玻一哉, Takoyaki

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2022年9月にソロデビューを果たした青玻一哉1枚目のアルバム
日常の『当たり前は特別なこと』を料理と重ねた温もりある
渾身の1作。

アーティスト情報

AOHA KAZUYA

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