歌詞

僕だけのものにならないの

君との「これ」はきっと

NATSU no SEIDA

嗚呼

炭酸の抜けたコーラ片手に持って

茂みを分けて誰もいないとこを目指す

滲んだ汗が目に入って瞬きをした

いつの間にか夕日は明日へと落ちていった

君との不安を飲み込むように

静かに息をした

心臓の音が聞こえないように

僕だけのものにならないの

花火が咲く頃には君と

真っ暗な夜に浮かぶ不安

君との「これ」はきっと

NATSU no SEIDA

手のひらについた土を払う仕草に

乾いた夏と近づく距離を感じてた

誰かの視線が怖くなって

静かに息をして

緊張の糸がちぎれてしまわないように

僕だけのものにならないの

花火が咲く前には君に

伝えよう夜に紛れたら

君の目を見て話せないから

光る空、笑う君

キレイだ、見惚れてしまう

花火が終わるまでは君は僕のもの

僕だけのものにならないの

隣で笑っている君は

誰を見て何を思ってる？

深まる夜に問いかけた

君は

僕だけのものにならないの

花火が咲いて君は泣いた

真っ暗な夜と夏の星座

僕らの「これ」はきっと

NATSU no SEIDA

光る空、笑う君

キレイだ、見惚れてしまう

この夏が終わるころ

君は誰のもの

嗚呼