あの頃のジャケット写真

歌詞

あの頃

mouscream

海沿いのあの道 セピア色した午後

春の風のように 僕を通り過ぎる

君を見ていた 君を見ていた

何気ない言葉をたどって たどり着く二人の箱庭

ただ溜め息だけが残って 何にも言えなかったあの頃

壊れた古い時計 ホコリかぶったレコード

いつかの空置いて 季節は移り変わる

違う景色の 同じ世界で

忘れかけた手のひらの傷 指でそっと確かめてみる

何もかも分かったつもりで 何にも知らなかったあの頃

優しい雨の中 僕らふいに出逢う

懐かしい匂いの風 君はそっと微笑む

とても静かな 長いひととき

  • 作詞者

    mouscream

  • 作曲者

    mouscream

  • プロデューサー

    mouscream

  • レコーディングエンジニア

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  • ミキシングエンジニア

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  • マスタリングエンジニア

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  • グラフィックデザイン

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  • ギター

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  • ベースギター

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  • ピアノ

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  • ソングライター

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  • プログラミング

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  • その他の楽器

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    あの頃

    mouscream

アコースティックピアノ、ウッドベース、トランペット、ドラムによる柔らかなアンサンブルに、少し切ないメロディラインを重ねた、ジャジー風味のアコースティック・チルポップ。

季節とともに移ろう風景のなか、時を隔てて重なり合う、「君」と「僕」の記憶。
海沿いの道、セピア色の午後──
そんなノスタルジックな情景を描いた、やさしさと懐かしさ、そしてほのかな寂しさが静かに宿る一曲です。

この曲に込めたのは、花束をかきむしっていた、
「何もかもわかったつもりで、何にも知らなかったあの頃」への静かな憧憬。(フリッパーズ・ギターに捧ぐ)

コードにはMaj9thなどを取り入れ、ピアノは柔らかく浮遊感のある響きを基調に。
トランペットの音色は、夕暮れの街に溶けていくような切なさを、リズムは過度に主張せず、静かに寄り添うようなグルーヴを意識しました。

カフェミュージックとしても、読書やリラックスタイムのBGMとしても。日常の中にある、小さな感情の揺れにそっと寄り添えたら嬉しいです。

本作のボーカルには、Synthesizer V AI Ayame を使用しています。

アーティスト情報

  • mouscream

    素直になれない日々に、少しだけ寄り添う音楽を。 70〜90年代の日本のポップスやルーツ音楽に影響を受け、シティポップ、ネオアコ、ファンク、ジャズ、チル系から、オーケストラやビッグバンド編成まで、幅広いスタイルを取り入れた楽曲を制作しています。 ヴォーカルは主にSynthesizer V Ayameを使用。時々、自らも歌います。

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