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piana - raula
前作「muse」から七年ぶり、piana 5枚目となるフルアルバム「raula」。
raulaとはアイスランド語でハミングという意味。文字通りハミング風の歌から始まるこのアルバムは、静かに、そして希望に満ちた幕開け~空想冒険物語のようにアルバムの後半へと進んでいく。歌詞は全て造語で作られ、どの国の人が聴いても抽象的で美しい空想世界をイメージできるよう構成されている。
「tr10 alfur」は北欧の妖精のような雰囲気を漂わせ、「tr14 clocher」ではpianoに寄り添い美しいメロディを紡ぎ出す。「tr06 North」では自身の声の多重録音で教会で歌われる合唱曲のように、素朴な曲から壮大な世界観まで19曲通して様々なステージを見せてくれる。
中世異国の郷愁を持つこの作品は、オルガンやピアノ、バイオリンなど生楽器で構成され、繊細でみずみずしい透明感を余す事無くパッケージしている。
また作曲~アレンジまでpiana自身で行った楽曲たちは、その表現力の幅広さを申し分なく発揮し、美しい旋律と幾重にも重なるヴォーカル作品の新境地となる。
今作は、piano - Hiromi Kurosaki、violin - Atowa Yuriが参加。マスタリングはKASHIWA Daisukeが担当。
東京在住。学生時代より作詞・作曲、録音・ミキシングなどを自身で行い、音楽制作をスタート。歌と生楽器をベースに、繊細な電子音や環境音を独自の感性で織り交ぜつつ、かつポピュラリティを失わない音楽を制作し欧米を中心に大きな評価を受ける。近年は声の多重録音などを試み、声の持つ可能性を追求。 またクライアントワークスとして大手企業のCM音楽やサウンドロゴなど多数制作し、世界中のアーティストとのコラボレーションや歌唱などで数多くの作品に参加する。
guns N' girls records