七色 (feat. Laki)のジャケット写真

歌詞

七色 (feat. Laki)

Bell

雨あがり 水たまり

「遅くからまた降るから早く帰ろ」

朝早くから 止まない雨

時を重ねた がんじがらめ

今がちょうど

ほんのちょっと きっかけ

なにを包む?

いい加減 雨宿り

同じ傘 ちがう色

「晴れてほしい」

おまじないは黄色

アイロンをかけた

シャツの取れたボタン

ほらよく見てごらん

きっとうまくいくときの方が少ない

優しさは嘘のつぐない

だれかのためになんて

歌は作らないが

きみの痛みならよくわかる

「いっそこのままでいっか?」

でも雨はあがるし 泣きのもう一回

傘で隠して言った

ヒーローの背中

その傘を捨てたら?

ぽたぽた 雨の音

不安定な足元に

広がる 水たまり

そこに移りゆく色

春と夏に秋と冬も

変わらずに雨に打たれ

震える心を奮い立たせ 立ち向かえ

さっきまでの泣きべそ

嘘のよう ふと想う

晴れ模様

よどみなくなる鼓動でよくわかる

人はそう 強く変わる

雨あがり 水たまり

置き去りにされた傘に

光がさしますように

つれづれ 雨あがり

思わせぶりな空

色のない景色にも

運ぶ風が吹きゆく

背中押してくれる

晴れた空はこうして

何度だって生まれ変わる

人生を通して

人は生きて死んで

やっと意味を知って

頼りないが立っていたいんだ

自分自身で

「今度こそ」をつなぐ日々に

やわらかい日差しを

そう願えば

変わらない日々に そっと兆しも

あたたかく照らして

なんだかんだ言って

手を貸してくれる光を探して

I believe

まぶしいと手をあてた

隙間に見えた七色

これからを彩って

この先をずっと照らして

  • 作詞

    Bell, Laki

  • 作曲

    Foodporn

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    七色 (feat. Laki)

    Bell

生きていると、どうにもコントロールできないことがある。晴れの日や雨の日。時間は止まらず過ぎていく。浮き沈みのくり返し。それを受け入れることができるかどうか。自分次第で見える景色が変わる。
取り繕ったものではなく、本質的な「強さ」を感じる言葉が楽曲に込められた。心情を描くBellと、情景を切り取ったLaki。曲が進むにつれて、光がさしこみ、色あざやかになっていく。

過去プレイリストイン

七色

Spotify • Monday Spin • 2023年3月13日

アーティスト情報

  • Bell

    大阪府出身のヒップホップ・アーティスト、Bell(ベル)。地元でキャリアをスタートし、現在は東京をメインに活動中。変わりゆくライフステージと共に自身の感情に寄り添い、「その日の気分で音に乗る」というスタンスでキャリアを重ねている。映像クリエイターのRyo Takahashiとの出会いをきっかけに、DJやデザイナー、カメラマンなどが所属するBishop Arcade(ビショップ・アーケード)を2013年に結成。楽曲だけでなくビデオやデザインなど、幅広い制作を手掛ける集団を率いている。2015年にリリースし、長く支持される人気曲『途』を収録したミックステープ『for the goodman mix.』は、さまざまなスタイルの20曲を収録し話題を呼んだ。また、同曲のファンだと公言する唾奇とは、ファーストアルバム『GARDEN』にて初共演。コラボ曲の『don't care feat. 唾奇』は人気を博し、再生回数を伸ばし続けている。

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