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歌詞

No Past

ロースケイ

正解か

不正解か

二択で今日も悩んでる

この世界は

君にとって

薄っぺらなコインなのかい

不正解に見えてた道

掛け値ない現在の君に

伸びてたんだ

君自身愛せば大正解

過去は無い

頭ん中以外

それは君が与えただけの解

今だけだ

唯一の抱き合いたい相手は

未来もまだ何もない

すべて分かった気でいるのかい

今だけだ

砂時計の中から

一粒だけが光ってんだ

愛を語るのに

資格は要らないけど

できれば知っておいて

要は決意の主体性が

大事なんだと

正解を選ぶじゃなく

選んだのを正解にする

そのために最善尽くせたなら

大正解

過去は無い

頭ん中以外

それは君が与えただけの解

今だけだ

唯一の抱き合いたい相手は

過去は無い

頭ん中以外

それは君が与えただけの解

今だけだ

唯一の抱き合いたい相手は

未来もまだ何もない

すべて分かった気でいるのかい

今だけだ

砂時計の中から

一粒だけが僕を呼んでんだ

  • 作詞者

    ロースケイ

  • 作曲者

    ロースケイ

  • プロデューサー

    ロースケイ

  • レコーディングエンジニア

    ロースケイ

  • ギター

    ロースケイ

  • ボーカル

    ロースケイ

  • ソングライター

    ロースケイ

  • プログラミング

    ロースケイ

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    No Past

    ロースケイ

2年ぶりとなる新曲「No Past」は、作詞家・アーティストとして活動するロースケイが自身の声で“いま”を歌う作品。
これまで数多くのアーティストに詞を提供してきた彼が、あえて自らマイクの前に立ち、「過去も未来もなく、いまだけを生きる」という哲学的なメッセージを真正面から伝える。

サビではこう歌う。

「過去は無い 頭ん中以外
それは君が与えただけの解
今だけだ 唯一の抱き合いたい相手は
未来もまだ何もない
すべて分かった気でいるのかい
今だけだ 砂時計の中から 一粒だけが光ってんだ」

メロディは明るく、軽やかで、耳に心地よい。
けれど、歌詞の芯には“時間”や“存在”についての深い問いが潜む。
聴き手に「自分はいま、どこにいるのか?」を静かに突きつけながらも、
その瞬間を肯定し、前に進む勇気を与えてくれる曲だ。

サウンドは、ドラム・ベース・ギター・ピアノ・エレピ・オルガン・ホーンセクションといった生楽器風のDTMアレンジ。
70〜80年代のソウル/R&Bの温もりを感じさせつつ、現代的なグルーヴでまとめあげている。
その根底には、彼が敬愛するアメリカのバンド「LAWRENCE」のような、明るさと情熱が同居するR&Bサウンドへの憧れがある。

歌詞面では、ロースケイの持ち味である「母音の響き」「語感のグルーヴ」が細部まで設計されている。
日本語の中にリズムを宿らせ、言葉そのものが音楽として踊る。
その“気持ちよさ”こそが、彼の作詞家としてのアイデンティティであり、
この曲ではそれを自分の声で実証している。

ミュージックビデオは、本人が歌う姿を前面に出した初の作品。
爽やかで誠実なパフォーマンスの中に、
2年間の沈黙を破るようなエネルギーが詰め込まれている。

「No Past」は、過去や後悔を手放し、
まだ見ぬ未来に過剰な意味を求めることもやめ、
“この瞬間”にだけ誠実であろうとする意思の歌だ。
ポップでありながら、哲学的で、聴くたびに新しい発見をくれる。
時間に縛られたすべての人へ送る、いまを生きるためのアンセム。

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