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ザ・リバティーンズやダーティ・プリティ・シングスといった00年代UKインディー・ロックの血脈を受け継ぐ、生々しくも美しいパブロック・アンセム。148BPMのEメジャーで鳴らされる歪んだテレキャスターのソリッドなカッティングと、ドライブするスネアドラムが、ライブハウスの熱気(パブロック・エナジー)をそのまま真空パックしています。
テーマは「午前4時の山手線から始まる、不器用な若者たちのモラトリアムと美しき廃墟」。周囲が大人になっていく焦燥感の中、「廃墟に打ち上げる花火」に自分たちの生きた証を重ね合わせる物語を、カール・バラーのようなスワガー感を持った少し嗄れたボーカルが歌い上げます。サビでの荒々しいギャング・コーラスと、終盤の「現実なんてみんなが諦めたものの寄せ集めだろ?」というスポークンワードからの大合唱は、聴く者の胸の奥にある青い衝動を激しく揺さぶります。洗練された現代の音像を完全に拒絶し、アナログテープの温もりと酒場の匂いを纏った、ほろ苦くも最高にエモーショナルなロックンロールです。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。