「ねえ、このまま春が終わらない夢ならいいね」君がこぼした
そう僕らは 作り笑いばかり立派で どこ見てんだろう
予報通りに 花の落下計画は進行中です
何度目かも気にせず
「じゃあね、またどこかで」なんてさ
僕らまだ さよなら知らず
いつか 昨日の出来事だったように 話せるといいな
春の終わりを 見つけた時
思い出を 一人で数えてく
「ねえ、このまま春が終わらない夢ならいいね」 もう少しだけ
そう願っても 花はゆらゆらと舞って どこ行くんだろう
時の流れ 置いてかれないように走ったんだ
悠に雲は流れる
「じゃあね、またどこかで」なんてさ
揺らぐ瞳に 何をみてたの
一歩 先を歩く君の背中に 言葉が詰まった
沈む季節に 青深く
さよならを 指折り数えてく
流れる空を泳いだ
思うより時間は短くて
でも消えないんだ
恋しい日々も
きっと退屈な 瞬間なんて一瞬も
「じゃあね」ってさ あの日剥がした
幼さが 肩を叩いた
君をまだ 失くしたくない
「忘れたい」 なんて嘘だよ
いつか 僕が大人になってしまっても
消えたりしないで
桜が散ってしまっても
終わりまで 君を抱きしめていたい
- 作詞
watanabe, 久遠つづり
- 作曲
watanabe
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透春歌 (Acoustic Ver.)
凪葵
アーティスト情報
凪葵
儚く憂いを帯びた透明感の中にも芯のある歌声を持ち合わせたシンガー、凪葵。 彼女の中に眠っていたもう一つの世界に関する記憶の断片をクリエイターと具現化していくことを目的として作品を公開している。 記憶の中に眠る凪葵が歩んだ物語を紡いでいきます。
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