トゥナイト 僕に届くメロディ 言葉に出来ない夜の歌
ー人部屋で叫ぶメロディ どうせ何も伝えられない
彼方からやって来た脳内ライダー 音速で駆け抜けてく
僕だけに分かる言葉で 感傷を伝えるのさ
トゥナイト 君が歌う メロディどうか教えてよ
やがて何も聴こえなくなる 今夜僕に歌わせてくれ
悲しみ歪む精神世界 望む思いも掻き消されてゆく
絶えず響く僕の心殺しても
僕には愛の歌なんて歌えないのに 僕には愛の歌なんてもう
ラブアンドピースに廻る煌めく世界なんて要らない
明日の事だけ昨日の事だけ トゥデイ トゥデイ トゥナイト 僕を叫ぶんだ
ディスイズノットラブソング
声だけ伝わるなら 声だけ届けばいい 今更だから叫ぼう 言葉を
トゥナイト 声を枯らす事さえ 何も変わりはしなくとも
響く届くならば僕はそこへ行くよ
彼方からやって来た脳内ライダー 音速で駆け抜けてく
僕と君の言葉 今夜ときめいても
僕には愛の歌なんて歌えないけど 僕には愛の歌なんて だけど
ラブアンドピースに廻る煌めく世界より光る
明日の事だけ昨日の事だけ トゥデイ トゥデイ トゥナイト 僕を叫ぶんだ
ディスイズハットラブソング
- Lyricist
Tetsuro Kunimoto
- Composer
Tetsuro Kunimoto
Listen to Brain Rider Don't Sing Love Song Tonight by adachi please
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Over Time
adachi please
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Brain Rider Don't Sing Love Song Tonight
adachi please
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World
adachi please
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Cycling Road on the Moon
adachi please
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Things faster than light
adachi please
- 6
Speed of the light airport
adachi please
- 7
God
adachi please
- 8
24 million 153 questions
adachi please
- 9
Days in Tokyo
adachi please
2010年3月18日、午前02時05分、札幌に住む一人の25歳青年は羨望を抱いていた。その夜もきっと街のどこかで行われていたであろう豪勢で少しエッチなパーティーの参加者や、数百人規模の会場がソールドアウトしているライブでステージに立つロックスターや、はたまた夫婦生活30年を超えても仲の良い両親の姿に、青年は羨望を抱いていた。
憧れのロックスターの享年まであと2年、変人の振りも上手くできなかったし、甘く不真面目な本性も隠し切れなかった。
暗い部屋のカーテンを開けると、その日夜空には大きな月が出ていた。
先のパーティー参加者やロックスター達はきっと屋内で酒を飲んでいるし、両親は既に寝ているはずなので、この月の光が見えているのは自分だけなのではないか、と青年は思った。
愛や平和に興味がなくて、酒やドラッグに溺れることもできない青年は、そんな凡百な自分にしか見えない「光」がきっと自分を証明する答えになるのではないかと、深夜時間帯特有の思考回路の下考え及ぶ。
大小種類様々あれど、人の悩みは尽きず、全ての自問自答と決着を付けるべく人生は進む。
浅はかな25歳青年は、そんなことを考えて9つの曲を作り、CDをしたためた。
光のようなカタルシスを得るべく、不特定多数の中の特定の誰かに自分の歌を聴いて欲しくて、その誰かの感情が1ミリでも動いたならばと、切に願ったそんなアルバム。
Artist Profile
adachi please
札幌市にて2005年結成の四人組ロックバンド。5年間、青春の全てを懸けて駆け抜けた末、2010年に解散。11年の時を超えて2021年再結成。一度社会に与した彼らの歌は確実に誰かのど真ん中と成って甦る。This is 安達プリーズ、青春は今ここからである。
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