Catharsis like light Front Cover

神様 神様 神様なんていないよ 全然 何処にも

だけどあの娘の あの娘の あの娘の あの娘の煌めく笑顔は神様? 神様?

僕等は何処で何を見たろう

アイワナビー 霞む日々に夢すら懸けてた

あの娘は 誰と何をしたの

アイワナビー 感傷乱れ 此処で叫ぶ言葉あの日の様

「ヤリタイ」

世界が明日此処で終わるとする

アイワナビー 続く日々は此処にしかないのさ

世界が僕を痛めつけて笑う

アイワナビー ロマンチックな君に此処で返す言葉あの日の様

「ダキタイ」「ダシタイ」 声を上げて

億千の精子を打ち倒して僕等この街に生まれ落ちて来た答なのに

僕と貴方は違う 君と僕も違う こんなにも違う

顔もカタチも感情も思考も何もかもが

多数決的に定められただけの世界の価値観の中で

コンプレックスという名のアイデンティティーに打ちのめされる僕に

誰が神の存在を説く事が出来る?

神様 神様 神様なんて信じている君とは友達にはなれないのかも知れない

だけどあなたの あなたの あなたの あなたの輝く言葉は神様? 神様?

愛の言葉 死後の魂 世界平和 縋り失い首吊り自殺

アイワナビー 目に映るモノは此処にしかないのさ

砕けて散った心グロテスク しかしやがて燦然と光り出す

アイワナピー 僕の世界を光速で飛び交う矛盾がそう

ヒカリダス ヒカリダス 声を上げて

エニタイムキッタドリツイテ イツダッテキミト

クリダシタコッガレニユラレ イツダッテキミト

いつだっできみと 何時だって君と

本当は僕の吐き出した言葉を君が何かしらの形にして受け取り

更に君がそれを脳味噌の中で何かしらの真実へと昇華し

そうしてそれをまた僕に君自身の言葉として渡してくれるのならば

それはなんて紛れも無い口マンチックになるんだろうか

しかし今の僕にそのロマンチックを手にする資格など徴塵も無く

僕の頭の中はエゴイスティックなだけのアイデンティティーで埋め尽くされている

ただそんな人生の先で僕が君との憧れの口マンチックに辿り着く過程に

神様の存在なんて必要無い事が分かるでしょう?

億千の世界を僕等が駆け抜けるなら

目の前に映っている光こそが全てだ

神様 神様 僕らの煌めく世界は

  • Lyricist

    Tetsuro Kunimoto

  • Composer

    Tetsuro Kunimoto

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Listen to God by adachi please

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  • 1

    Over Time

    adachi please

  • 2

    Brain Rider Don't Sing Love Song Tonight

    adachi please

  • 3

    World

    adachi please

  • 4

    Cycling Road on the Moon

    adachi please

  • 5

    Things faster than light

    adachi please

  • 6

    Speed of the light airport

    adachi please

  • ⚫︎

    God

    adachi please

  • 8

    24 million 153 questions

    adachi please

  • 9

    Days in Tokyo

    adachi please

2010年3月18日、午前02時05分、札幌に住む一人の25歳青年は羨望を抱いていた。その夜もきっと街のどこかで行われていたであろう豪勢で少しエッチなパーティーの参加者や、数百人規模の会場がソールドアウトしているライブでステージに立つロックスターや、はたまた夫婦生活30年を超えても仲の良い両親の姿に、青年は羨望を抱いていた。
憧れのロックスターの享年まであと2年、変人の振りも上手くできなかったし、甘く不真面目な本性も隠し切れなかった。
暗い部屋のカーテンを開けると、その日夜空には大きな月が出ていた。
先のパーティー参加者やロックスター達はきっと屋内で酒を飲んでいるし、両親は既に寝ているはずなので、この月の光が見えているのは自分だけなのではないか、と青年は思った。
愛や平和に興味がなくて、酒やドラッグに溺れることもできない青年は、そんな凡百な自分にしか見えない「光」がきっと自分を証明する答えになるのではないかと、深夜時間帯特有の思考回路の下考え及ぶ。
大小種類様々あれど、人の悩みは尽きず、全ての自問自答と決着を付けるべく人生は進む。
浅はかな25歳青年は、そんなことを考えて9つの曲を作り、CDをしたためた。
光のようなカタルシスを得るべく、不特定多数の中の特定の誰かに自分の歌を聴いて欲しくて、その誰かの感情が1ミリでも動いたならばと、切に願ったそんなアルバム。

Artist Profile

  • adachi please

    札幌市にて2005年結成の四人組ロックバンド。5年間、青春の全てを懸けて駆け抜けた末、2010年に解散。11年の時を超えて2021年再結成。一度社会に与した彼らの歌は確実に誰かのど真ん中と成って甦る。This is 安達プリーズ、青春は今ここからである。

    Artist page


    adachi pleaseの他のリリース
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