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歌詞

東京の日々

安達プリーズ

くだらない事と君は言うだろう

くだらない話と笑い飛ばすだろう

くだらない奴さと罵るんだろう

くだらない世界こそ鈍く光るのさ

くだらない話を僕はするだろう

右手にはビールを左手には煙草

煙と共に吐き出すんだろう

言棄なのか煙なのか分からない様な話を

「君がいなくちゃ生きていけない」

「神様がいなけりゃ生きていけない」

「音楽が無けりゃ生きていけない」だとか

それが貴方の本音ならぱ くだらないかい 僕の言葉

アイドントニード光 この街の空へ

東京の日々よ

見知らぬ誰かが僕を後ろ指を指して笑った

東京の日々よ どうか僕を攫って

アイドントニード光 僕の奥の底で

東京の日々よ

確かにあの娘が僕の世界を哀れみ泣いていた

東京の日々よ どうか僕を笑って

誰にも言えない性癖みたいな本当の気持ち僕に教えて

言葉に出来ないそんな話ばかりをしよう

気まずいだけの時を僕といつまでも居ましょう

春を殺して 夏を救って 秋を殺して 僕を救った

東京は何処だ むしろ此処は何処だ だが真実は○○だ

アイドントニード光 この日々の果てに

東京の日々よ

確かに貴方が僕の背中をそっと押して笑った

東京の日々よ

アイドントニード光 僕の奥の底で

東京の日々よ

愛平和真実 此の空の上にすら答えは無いさ

東京の日々よ どうか僕に光を

  • 作詞

    国本哲朗

  • 作曲

    国本哲朗

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2010年3月18日、午前02時05分、札幌に住む一人の25歳青年は羨望を抱いていた。その夜もきっと街のどこかで行われていたであろう豪勢で少しエッチなパーティーの参加者や、数百人規模の会場がソールドアウトしているライブでステージに立つロックスターや、はたまた夫婦生活30年を超えても仲の良い両親の姿に、青年は羨望を抱いていた。
憧れのロックスターの享年まであと2年、変人の振りも上手くできなかったし、甘く不真面目な本性も隠し切れなかった。
暗い部屋のカーテンを開けると、その日夜空には大きな月が出ていた。
先のパーティー参加者やロックスター達はきっと屋内で酒を飲んでいるし、両親は既に寝ているはずなので、この月の光が見えているのは自分だけなのではないか、と青年は思った。
愛や平和に興味がなくて、酒やドラッグに溺れることもできない青年は、そんな凡百な自分にしか見えない「光」がきっと自分を証明する答えになるのではないかと、深夜時間帯特有の思考回路の下考え及ぶ。
大小種類様々あれど、人の悩みは尽きず、全ての自問自答と決着を付けるべく人生は進む。
浅はかな25歳青年は、そんなことを考えて9つの曲を作り、CDをしたためた。
光のようなカタルシスを得るべく、不特定多数の中の特定の誰かに自分の歌を聴いて欲しくて、その誰かの感情が1ミリでも動いたならばと、切に願ったそんなアルバム。

アーティスト情報

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