Lyric

この想いを吐き出し

繋ぎ合わせた日々の惨劇も

この空と蒼い街へ昇華され

あの時も相槌で

繰り返す静けさに

飲まれることになった呼吸音

今一度天上を見下ろす先の刹那

喧騒も街並みも涙も風に取られ

あの空へと降り注ぐ

その先の人にまで今何を宿そう

その愛は幻想で

床に撒いた言葉 残る傷から

咲いて還る あなたへと

悠久の時を超えて届く

波の香りに思いを重ね

この街の表情も見飽きたが

以前よりもずっと心地良い

髪を撫でる春の息吹

一筋の光を空へと落とす

やがて助けが訪れるだろう

そんな焦燥に舞い上がる

いつだって音達は赤く染まり語られる

悩む価値もなく

それでも描く

悲嘆を聴き荒らし目をそらす人の声は殺し

あなたに届く 言葉を残すよ

何度だって繰り返す果てに

揺れた言葉はやがて根を張り芽吹き

秩序ある街のあなたの元へ

この想いを吐き出し

繋ぎ合わせた日々の惨劇も

この空とこの街の蒼さに昇華され

繰り返す静けさに

飲まれることになった呼吸音

悲壮は風に揺れ

今一度 また見下ろして