

夜の隙間に
息を落とすみたいに
街の音が
少し遠くて
言葉だけが
宙に残る
触れたはずの
この現実が
ガラス越しに
滲んでいく
確かめるほど
曖昧になる
「今」に
置いていかれて
心だけが
半歩
遅れてる
ここにいないみたいで
世界が
軽くなる
名前も
理由も
ほどけて
ここにいないみたいで
それでも
消えなくて
夢と現実の
境界で
息をしてる
誰かの声が
薄れて
自分の輪郭が
揺れる
逃げたいわけじゃ
ないけど
立ってる場所が
不確かで
ちゃんといるって
言えないまま
時間だけが
進んでいく
それでも
今は
悪くない
ここにいないみたいで
少し
自由で
重さを
忘れて
しまう
ここにいないみたいで
それでも
確かに
私の鼓動は
ここにある
戻れなくても
進めなくても
宙に浮いた
この時間が
私を
壊さず
守ってる
ここにいないみたいで
世界が
滲んで
それでも
確かに
触れてる
ここにいないみたいで
今は
それでいい
重さのない
呼吸を
抱えたまま
夜の隙間に
そっと
戻っていく
- 作詞者
NAGISA
- 作曲者
NAGISA
- プロデューサー
NAGISA
- ボーカル
NAGISA

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ここにいないみたいで (オリジナルver)
NAGISA
現実から逃げたいわけじゃない。
ただ、重さから少しだけ
距離を置きたかった。
「ここにいないみたいで」 は、
夢と現実の境界が曖昧になる瞬間を
やさしいバンドサウンドと浮遊感のある歌声で描いた一曲。
サビで訪れる転調は、
世界がふっと軽くなる感覚、
息がしやすくなる一瞬をそのまま音にしたもの。
消えたいわけでも、壊れたいわけでもない。
ただ今は、
「ここにいないみたいな場所」で
呼吸をしていたいだけ。



