

宵越しの 銭ぁ
持ちやせん
今日の 銭なら
今日 使う
酒を 一杯
あいつに 一杯
残った 分まで
景気よく
貯めて どうする
持って どうする
あの世にゃ 銭ぁ
持ってけねぇ
朝に なったら
また 稼ぎゃいい
今夜の 月まで
付けにしときな
朝から 額に
汗 流し
日が 暮れるまで
働いて
もらった 銭を
懐へ
入れた その足で
暖簾 くぐる
「今日も ご苦労」
一杯 やって
隣の 奴にも
もう 一杯
知らねぇ 親父と
肩 並べ
気づきゃ 財布が
軽くなる
銭ぁ なくとも
困りゃしねぇ
友が 笑えば
それでいい
明日の 飯なら
明日 考える
今は 今夜を
飲み干しな
宵越しの 銭ぁ
持ちやせん
今日の 銭なら
今日 使う
酒を 一杯
あいつに 一杯
残った 分まで
景気よく
貯めて どうする
持って どうする
あの世にゃ 銭ぁ
持ってけねぇ
朝に なったら
また 稼ぎゃいい
今夜の 月まで
付けにしときな
昨日の 付けなら
今日 払い
今日の 付けなら
また 明日
それでも 暖簾は
笑ってる
「またか」と 女将も
呆れてる
銭を 数えて
眠るより
笑って 眠るが
性に合う
見栄も 欲も
ありゃしねぇ
ただ ケチな 真似ぁ
したくねぇ
稼ぐ
使う
また 稼ぐ
銭ぁ 回って
なんぼだろ
握って 離さぬ
くらいなら
ぱっと 放して
花 咲かせ
Gold?
いらねぇ
Bank?
知らねぇ
今日が 良けりゃ
それで いい
明日の 俺なら
明日の 俺が
どうにか しやしょう
ご心配なく
宵越しの 銭ぁ
持ちやせん
今日の 銭なら
今日 使う
酒も 縁も
全部 まとめて
今夜の うちに
飲み干しな
貯めて どうする
持って どうする
一夜の 夢に
値段ぁ ねぇ
朝に なったら
また 稼ぎゃいい
……まあ
銭ぁ なくても
月ぁ 出る
「旦那」
「本当に
全部 使っちまったんですかい?」
「当たりめぇよ」
宵越しの 銭ぁ
持ちやせん
- 作詞者
Liminal Reverie, shintaro
- 作曲者
Liminal Reverie
- プロデューサー
shintaro
- 共同プロデューサー
Liminal Reverie
- プログラミング
Liminal Reverie

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宵越しの銭は持ちやせん
Liminal Reverie
『宵越しの銭は持ちやせん』
「宵越しの銭は持たぬ」――
明日のために銭を残すより、今日という一日を粋に生きる。
提灯の灯りが揺れる江戸の夜。
一日働いて手にした銭を懐に入れ、その足で暖簾をくぐる。
自分に一杯。
隣の奴にも、もう一杯。
気がつけば巾着は空っぽ。
それでも男は、困った顔ひとつ見せずに笑っている。
『宵越しの銭は持ちやせん』は、
江戸っ子の気風をモチーフにした、軽快なJapanese Swing × Hip-Hop。
跳ねるビートに三味線や和の音色を重ね、
酒と笑い声に包まれた江戸の夜を描きやした。
銭を使い果たすことが粋なんじゃない。
銭にしがみつかず、人との縁や今この瞬間を惜しまない。
明日の飯は、明日考えりゃいい。
朝になったら、また稼ぎゃいい。
銭ぁなくても、月ぁ出る。
――そんな少し無鉄砲で、どこまでも潔い一夜でござんす。
アーティスト情報
Liminal Reverie
**Liminal Reverie(リミナル・レヴェリー)**は、 「現実と夢のあいだ」をテーマにした インストゥルメンタル・プロジェクト。 昼と夜のあいだ。 賑わいのあと。 現実と夢が、まだ分かれきらない瞬間。 そこに残る気配、余韻、空気を音にする。 和と洋、対になる二つの軸を持ち、 和:江戸lofi 洋:Liminal Reverie それぞれ異なる世界観で楽曲を制作している。
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