※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。
Dマイナーのキーで展開される、遊び心とダークさが同居するハイパーポップ・ライト/インディー・エレクトロニックの楽曲です。
パンチの効いたスネアと4つ打ちのキック、弾むようなラバーベース(シンセベース)に乗せて、ショートディレイのかかったドライでジェンダーニュートラルなボーカルが展開されます。Bメロ(プレコーラス)でのみ現れるハイハットのグリッチ(吃音)エフェクトや、サビで意図的にハーフタイムのフィールに落ちるダイナミクスが、送れなかったメッセージの焦燥感を見事に表現しています。サビに入ると、左右に大きく広がるシンセのアルペジオとハンドクラップ、そして重低音のサブパルスが加わり、一気に空間が拡張されます。
テーマは「深夜にメッセージを送ろうとして、結局消してしまう私のデジタルな葛藤」です。長文を打っては消し、相手の「入力中…」を示す3つのドットが現れては消える様子など、現代のSNSコミュニケーションにおけるリアルな孤独を描いています。サビの「Delete delete」というフレーズの後に1拍の空白(サイレンス)を置くフックや、「sent」という単語にだけかかる単発のグリッチエフェクトなど、細部まで緻密に作り込まれた音響設計が光る一曲です。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。