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深夜3時の静寂と、都市のアンビエントな環境音がかすかに響く中、指弾きのナイロン弦ギターと柔らかなファルセットが紡ぐ、極めて親密なアコースティック・インディーポップです。
テーマは「ただ寄り添うことの救済」。真夜中にかかってきた涙声の電話に対し、気の利いた言葉も解決策も提示せず、ただ夜明けまで暗いキッチンのまま同じ呼吸のリズムで寄り添い続ける、不器用で優しい夜を描いています。「ありがとう」「何もしてないよ」「いてくれたじゃない(You stayed)」というブリッジのやり取りが、聴く者の心を強く揺さぶります。
Aマイナーの「静かな絶望」から、Aメジャーの「静かな希望」へと解決していくコード進行が、朝日に包まれるような温もりをもたらします。電話のノイズ(Telephone static)の質感や、ブリッジで初めて入る心音のようなバスドラムなど、午前3時の空気感(3AM sonic aesthetic)を見事に表現した、孤独な夜に寄り添う美しいヒーリング・ソングです。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。