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歌詞

水彩

岡部 蘭

窓を開けて息をする時

香り乗せて風は流れて

これまでの幸せな記憶と

可憐しい夢が ぼんやり交差する

テーブルに残されたやりたい事

時々眺めて生きて来たけど

誰も片付けてなんてくれない

きっと私にしか見えないから

明日には両手に光を抱いて

知らない街にひとり歩いて行く

どんな不安 口にしてもいいよ

遠回りしたとしても行き着く先は

きっと同じだから

貴方は今日もひとり

白い世界に歌を描いて

私は空色のベランダで

誰もいない時を眺めていた

水の中溶けて広がる感性が

過去を癒し 未来を作る

優しい誘いはさり気なく

肩に触れて 髪を揺らして

両手には決して収まり切らない

陽の当たる渡り廊下もどかしくて

少しでも早く見せたい話

逸る気持ち隠しようもなく

人の流れと擦れ違って

辿り着いた半開きのドア

白い日差しが広がり揺れる

考え疲れて 微睡む貴方の寝姿

声も掛けず

明日には両手に光を抱いて

知らない街にひとり歩いて行く

どんな不安 口にしてもいいよ

遠回りしたとしても行き着く先は

見果てぬ夢の続く道

躊躇わないでこの手を信じて

起き上がるベッドサイドは午後二時

長い髪は 吹かれ 乱れて

  • 作詞

    岡部 蘭

  • 作曲

    岡部 蘭

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    水彩

    岡部 蘭

一人の世界、誰かと生きる道

シンガー及びソングライターとして活動するミュージシャン岡部 蘭 による4枚目デジタルシングル作品。
彼女の自主企画であるRANSongs第一弾作品として2021年秋に制作。
ミドルテンポの繊細なメロディーに乗せて描かれているのは一人で過ごす自分だけの世界の尊さと、誰かと生きる喜び、そして難しさ。
水彩の絵画のように、瑞々しく、色鮮やかに、同じ時間を生きて行く。

アーティスト情報

Orchid Records

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