

朝顔市の
朝の道
風が笑って
夏を呼ぶ
浴衣の袖が
揺れるたび
風鈴ひとつ
空を鳴らす
扇風機の
まわる音
麦茶の氷が
小さく歌う
蚊取り線香
煙の向こう
夕立あとの
青い匂い
ああ
夏が鳴る
風鈴の音に
笑顔が揺れて
ああ
夏が鳴る
心の中まで
今年も響く
冷やし中華
はじめました
のぼり旗が
揺れている
かき氷には
赤いシロップ
子どもの頃と
同じ味
縁側で割る
スイカの音
笑い声まで
夏になる
盆踊りの
太鼓の音
金魚すくいの
水しぶき
線香花火
火が小さく
最後まで
頑張ってる
消えそうだから
きれいなんだと
夏が
教えてくれた
ああ
夏が鳴る
蝉の声まで
思い出になる
ああ
夏が鳴る
朝顔の色も
空へ溶ける
笑って
泣いて
季節は巡る
また来年も
ここで会おう
- 作詞者
ytsgax
- 作曲者
ytsgax
- プロデューサー
ytsgax
- ギター
ユウ Yuu
- ボーカル
ユウ Yuu

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夏が鳴る
ユウ Yuu
日本の夏は、目で見るよりも、耳で感じる季節だと思う。
風鈴が鳴る音。
蝉が鳴く声。
遠くから聞こえる盆踊りの太鼓。
夜空に響く花火。
その一つひとつが、季節の始まりを教えてくれる。
朝顔市の賑わい。
浴衣の裾を揺らす風。
かき氷の冷たさ。
冷やし中華ののぼり。
蚊取り線香の香り。
何気ない夏の風景は、大人になった今でも、あの頃の思い出を静かに連れてきてくれる。
「夏が鳴る」は、日本の夏を彩る音や景色を集めた一曲。
毎年巡ってくる夏は同じようでいて、少しずつ違う。
だから今年の夏も、大切に心へしまっておきたい。
風鈴が鳴るたびに。
蝉が鳴くたびに。
きっとまた、この夏を思い出すから。
アーティスト情報
ユウ Yuu
**Yuu(ユウ)**は、路上ライブから活動を始めたシンガーソングライター。 アコースティックギターを軸に、日常の風景や社会との距離感を、 感情を煽りすぎない誠実な言葉で描く。 派手な主張や断定を避け、 「誰のせいでもない違和感」や 「考えながら生きること」をテーマにした楽曲が特徴。 怒りや答えを提示するのではなく、 立ち止まり、迷い、それでも選び続ける姿勢を音楽に刻んでいる。 その歌は、路上で鳴らしていた頃の距離感を保ちながら、 聴く人それぞれの生活にそっと入り込む。 Yuuにとって音楽は、正しさを証明するためのものではなく、 今日を自分の足で生きていくための声である。
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