Lyric

降り出した雨に身を打たれ

踏み出した君のその裸足で

一夏の思い出に誘われ

体揺らすこんな夜の浜辺

進み出したこの時代の流れ

いつの間にかたどり着いた場所へ

またここへいつの日かまた戻って

またここへ

駐車場に車を止め

歩き出す波打ち際まで

風になびく髪をかき分ける

君の仕草頬撫でてく潮風

脱ぎ捨てた靴を並べ

浜辺から海へ君に手を引かれ

また君といつかここへ

なんて思ってる心の中で

いつの間に大人になって

社会に揉まれ気付けば忘れてる

時間の流れに飲まれて

たまに思うあの場所へ帰りてえ

変わらないで寄せては返す

君との思い出巡る季節の中で

あの夏へ想いを馳せ

沈む夕日空は泣き始め

降り出した雨に身を打たれ

踏み出した君のその裸足で

一夏の思い出に誘われ

体揺らすこんな夜の浜辺

進み出したこの時代の流れ

いつの間にかたどり着いた場所へ

またここへいつの日かまた戻って

またここへ

いつまで経っても思い出す

君とあの場所で交わした口づけ

まだ夢を見ていた頃の僕で

身の程知らない子供のままで

疑う事も知らずに懲りずに

話聞いてくれた君とあの頃に

置き忘れてた記憶の中に

居たはずの僕は今はどこに？

忙しさの中に言い訳ならべて

目を背けていた近頃の生活の中で

でも覚えてる大切な思い出

ここへ来るといつも思い出す

あの時あの頃交わした約束

はたされる事なく仕舞い込んだ気持ち

少しほろ苦く

降り出した雨に身を打たれ

踏み出した君のその裸足で

一夏の思い出に誘われ

体揺らすこんな夜の浜辺

進み出したこの時代の流れ

いつの間にかたどり着いた場所へ

またここへいつの日かまた戻って

またここへ