左後の季節のジャケット写真

歌詞

冗談

白川海斗

ずっとそこにいた悪魔はもういないよ

ねえ何を見つめてるの

早くここへおいでよ

そっと咲いた花に水をあげましょう

焦げた砂糖のように甘い

苦い記憶の中で

あなたを見つけ出す

振り向く前にここでさよなら

どうしようもない衝動で踊ろう

出まかせばかりの

ジョークもとうとう思いつかない

目の前の君を呼ぶよ

そうして最後ここで会おう

世界が何度変わっても

それすら笑うだろう

嘘みたいな夜を閉じて さあ!

ずっと息を吸うことすら

忘れていたみたいだね

行きたい場所もないまま

季節に身体を投げる

欠けた月の輪郭が丸く見えたとき

途端につまらなくなって

不貞腐れる貴方を

不意に思い出す

振り向く時には変わりゆく季節

どうしようもない冗談で

僕を笑わせてくれよ

散々なほど光を増す

星粒のなかでただ踊ろう

そうして最後一瞬で消える

流れ星みたいな夜

貴方と抱き止めて離さないよ

ばかげててもさ

どうしようもない冗談で笑おう

ふざけた夜にも

散々なほど光る月と星の海の中で

どうしようもない衝動で踊ろう

出まかせばかりの

ジョークもとうとう思いつかない

ただ君の名前を呼ぶよ

そうして最後ここで会おう

世界が何度変わっても

それすら笑うだろう

嘘みたいな夜が明けたら

  • 作詞者

    白川海斗

  • 作曲者

    白川海斗

  • プロデューサー

    白川海斗

  • レコーディングエンジニア

    白川海斗

  • ミキシングエンジニア

    白川海斗

  • マスタリングエンジニア

    白川海斗

  • ギター

    白川海斗

  • ボーカル

    白川海斗

  • バックグラウンドボーカル

    白川海斗

  • ソングライター

    白川海斗

  • プログラミング

    白川海斗

左後の季節のジャケット写真

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アーティスト情報

  • 白川海斗

    白川海斗(しらかわ・うみと)は2000年生まれ、神奈川県出身のシンガーソングライター。18歳でギターを手にしたのをきっかけに、独学で作曲を始める。以来、個人の内面や風景の記憶を音に昇華させることを軸に、楽曲制作を重ねてきた。 SoundCloudでの発表や、写真展へのサウンドスケープ提供など、作品ごとに異なる文脈との接続を試みながら、自らの表現の輪郭を研ぎ澄ませていく。繊細な音像設計と、言葉に頼りすぎない感情の伝達を重視した作風は、リスナーに解釈の余地を残しながら深い余韻を与える。 複雑で柔らかなギターアレンジと、空間の広がりを感じさせる音響処理、そして感情のひだをすくい取るような歌声で、聴く者の個人的な記憶に触れるような楽曲を生み出す。 2025年7月、1stアルバム『左後の季節』をリリース。過去をめぐる10篇の音楽によって、時間と記憶のなかを歩くような体験を描き出している。

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