左後の季節のジャケット写真

歌詞

left

白川海斗

大好きな歌は鳴り止んで

部屋には貴方だけが残った

夕暮れて赤く燃える今日に

さようなら さようなら

手を振るように

定刻の船に乗り込んだ

そこには貴方だけがいないよ

雨上がりの後の初夏の匂いの中

季節の葉書を書いた

約束を忘れても

ここできっと思い出せるから

とめどなく溢れる海は

次の雨

何か言おうとしてまたやめる

昼過ぎの汽車に運ばれて

誰も知らない国へ向かうよ

掻きこわした肌の痛み

重ならない季節が後ろ髪ひいた

六月に置いてけぼりの君をそこで見つけるよ

とめどなく流れて止んだ通り雨

取り繕おうとしてみたよ

約束を忘れても

ここできっと思い出せるから

とめどなく降りつむ季節

宵の雨

何か言おうとして夜が明ける

  • 作詞者

    白川海斗

  • 作曲者

    白川海斗

  • プロデューサー

    白川海斗

  • レコーディングエンジニア

    白川海斗

  • ミキシングエンジニア

    白川海斗

  • マスタリングエンジニア

    白川海斗

  • ギター

    白川海斗

  • ボーカル

    白川海斗

  • バックグラウンドボーカル

    白川海斗

  • ソングライター

    白川海斗

  • プログラミング

    白川海斗

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アーティスト情報

  • 白川海斗

    白川海斗(しらかわ・うみと)は2000年生まれ、神奈川県出身のシンガーソングライター。18歳でギターを手にしたのをきっかけに、独学で作曲を始める。以来、個人の内面や風景の記憶を音に昇華させることを軸に、楽曲制作を重ねてきた。 SoundCloudでの発表や、写真展へのサウンドスケープ提供など、作品ごとに異なる文脈との接続を試みながら、自らの表現の輪郭を研ぎ澄ませていく。繊細な音像設計と、言葉に頼りすぎない感情の伝達を重視した作風は、リスナーに解釈の余地を残しながら深い余韻を与える。 複雑で柔らかなギターアレンジと、空間の広がりを感じさせる音響処理、そして感情のひだをすくい取るような歌声で、聴く者の個人的な記憶に触れるような楽曲を生み出す。 2025年7月、1stアルバム『左後の季節』をリリース。過去をめぐる10篇の音楽によって、時間と記憶のなかを歩くような体験を描き出している。

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