誰かに言うほどでもないのジャケット写真

誰かに言うほどでもない

  • Apple Musicで聴く
  • Spotifyで聴く
  • YouTube Musicで聴く
  • LINE MUSICで聴く
  • Amazon Music Unlimitedで聴く
  • AWAで聴く
  • iTunesで購入する
  • Amazon Musicで購入する
  • recochokuで購入する
  • moraで購入する
  • Prime Musicで聴く
  • Amazon Music Freeで聴く
  • Deezerで聴く
  • KKBOXで聴く
  • dヒッツ powered by レコチョクで聴く
  • dミュージック powered by レコチョクで購入する
  • Music Store powered by レコチョクで購入する
  • music.jp STOREで購入する
  • ドワンゴジェイピーで購入する
  • animelo mixで購入する
  • K-POP Lifeで購入する
  • ビルボード公式(Billboard x dwango)で購入する
  • OTOTOYで購入する
  • mysoundで購入する
  • auスマートパスプレミアムミュージックで聴く
  • Rakuten Musicで聴く
  • スマホでUSENで聴く
  • OTORAKU- 音・楽-で聴く
  • QQ Musicで聴く
  • Kugou Music で聴く
  • Kuwo Music で聴く
  • NetEase で聴く
  • TIDALで聴く
  • FLO で聴く
  • VIBE で聴く
  • Qobuz で聴く
  • genie で聴く
  • TikTokで使う

トラックリスト

  • Play music

※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。

壮大なアリーナ向けのリバーブ(arena reverb)や劇的なパワーバラックのビルドアップ、そして高域でのエモーショナルな熱唱(high belt)を徹底的に焼き尽くし、昭和歌謡的な陰りのある和声(showa-era harmonic language)を1990年代末の日本のインディーズ地下音響で解釈した、極限まで引き算された室内楽的インディー・ロックです。BPM76の微かに揺れる変速的な平熱のテンポ(rubato tempo)。イントロから全編にわたり、残響を完全に遮断した極小のモノラルセンターの超至近距離ボーカル(bone-dry mono center close-mic layout)が配置され、右チャンネルに定位した1本のピアノの単音と、曲の途中で左チャンネルから厳かに這い入るチェロ(cello entering left channel)の重低音が、逃げ場のない密室の気配を構築しています。

歌詞の核となるのは、ドラマを徹底的に拒絶した「微熱の実存」。「37.2℃という、病気でも健康でもない曖昧な平熱。ベッドに横たわり、天井のしみを数え、誰に伝えるでもない日常の空白をただ身体として受け入れている」。平仮名だけで綴られた輪郭の曖昧な言葉たちが、高域への逃げを完全に封じられたアルト音域の女性ボーカルによって淡々と紡がれます。ピッチ補正を完全に拒絶した歌い回しは、フレーズの合間の生々しい呼吸音や、言葉を呑み込むような子音の処理(swallowed consonants)を剥き出しのまま耳元に張り付かせ、最後の8小節間でのみ過激に発動する単一のダブリング(vocal doubling strictly in the final eight bars)が孤独の輪郭を引き立てます。最後は自動フェードアウトを拒絶し、言葉の途中でカミソリのようにプツンと音が完全遮断(instant cutoff)される、引き算の美学の極致です。

アーティスト情報